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「…ふ…うっ…ぅ…」
『…ほら、泣かないで？…なんで二人して浴槽挟んで抱き合ってるの？』
「…ぅ…うっ…」
『ちょっと〜、ジョングクくん？』
「…少しだけ…このままでいて…」
『泣き虫な上に甘えん坊なの？…仕方ないなぁ、少しだけだからね？』
「ん…」
しばらく、ジョングクくんを抱き締めていた。
当然のように私より体が一回り大きいので、抱き締めるというより…埋もれているというか…くっついているようにも見える。
とは言っても……
一体彼はこの数時間、どういう気持ちで過ごしていたのだろうか。
信じてほしいと言われた相手に全て裏切られていたと思ったら、そりゃあ混乱して誰も信じられなくなる。
『……ジョングクくん』
「………」
『もう…大丈夫だよ』
「………」
『辛い思いさせてごめ……じゃないや…もう謝らないから…』
「………ごめん………ヌナ……」
『…………………うん。…
……さ、ご飯にしよ！それとも今日は私が作る？』
「いや…俺が作る…」
ジョングクくんの腕の中で顔を上げてみると、目や鼻を真っ赤にしている彼と目が合う。
『…ふ』
「…なに」
『…すごい顔』
「え、」
『さ、行こっか！ジョングクくん顔ちゃんと洗いなよ〜』
「……うん」
.
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リオナ - あの、更新はもうされないのですか？ (2019年7月17日 19時) (
レス) id: 6f626689fb (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - すごい読んでてワクワクします！！これからの展開が楽しみです！更新頑張ってください (2017年2月26日 10時) (レス) id: 99dcbf2a9e (このIDを非表示/違反報告)
みんち(プロフ) - 続きが楽しみですね♪ (2017年1月12日 0時) (レス) id: fce98acc68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よも粉 | 作成日時：2017年1月4日 3時
