ダイキくんとコタキくん。そして時々お兄ちゃん←２

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びっくりして声がでなかった




頭が真っ白になる






大毅くんがわたしを好き？

なんで？いつから？



疑問がいっぱいうかぶ








とりあえずなにか言わないと。

そう思ってとにかく声をだしてみる





私「あの…」



大「急にごめん、けどちゃんと伝えなあかんて思ってん。Aはめっちゃびっくりしてると思うけど俺はずっと好きやった」








これは現実なのか？


こんな疑問さえ頭にうかぶ









大毅くんのことはずっと好きやった

おもしろくて優しくて
かっこよくて可愛くて爽やかで




好きなところあげたらいっぱいでてくる




……








こんなに好きやったのに

あれだけ片思いしてたのに


今は素直に喜べない自分がいる









大「そんな悲しい顔せんといてや〜！俺はちゃんとAの気持ち分かってるから。」







私「えっ？」








大「A走るで！」



「ちょっ」









大「俺もちゃんと伝えてんから次はAが気持ち伝えるべきやろ？笑」






そう言っていつもの笑顔で
私の腕をつかんで走りだした









目の前にいる大毅くんの背中は
いつもよりも大きくみえた

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