ダイキくんとコタキくん。そして時々お兄ちゃん←２

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いつも通り小瀧くんは優しくて
余計に涙がでそうになる




私「小瀧くんが好きやのに頭からまだ少し大毅くんが離れんくて……ほんまにわたしは自分勝手で最低で……」





ほんまにわたしは最低だ


こんなこと思ってたら話してるうちに
どんどん涙がでてきた




望「あのさ…神山…」







こわい…

なんて言われるんやろ


こんな奴最低やって思われてるかな









望「俺と、付き合ってください」






私「……え…？」






予想外の言葉にびっくりする




望「そんな驚いた顔せんでも〜笑」





小瀧くんは笑いながらそう言う





私「でも…」




望「神山にはお兄ちゃんがいるから重岡先輩とは前から仲良かったやん？だから前から知ってる分好きな時間も長かったんやし、すぐすぐ忘れられへんのは当たり前。けど今は先輩じゃなくて俺のこと好きって言ってくれたから……めっちゃ嬉しい！！！」





ちょっと顔を赤くしながら笑ってそう言う
小瀧くんにまたドキッとする





私「…ありがとう…」






望「もう泣くなよ〜？笑 ほら、帰るで」





わたしの手をとってそう言った




わたしの手は小瀧くんの大きい手で
しっかり握られてる







わたしは自然と笑顔になった

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