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「やあ、A。」
「あ、チョンロ！」
いつもの喋り相手のチョンロが降りてきて
羽をしまって私のところに来た。
「あー疲れた。毎回ここまで来るのしんどーい。」
「ねえねえ、見て！ヘチャンっていう悪魔が指輪をくれたの！」
私が右手の薬指にはめた指輪をきらきらさせて見せると、
チョンロは少し驚いていた。
「A、ヘチャンに会ったの？」
「うん、今日初めて出会ったけど、素敵な悪魔だったよ。」
「ふーん。まあ、マークが知ったら大変なことになると思うけど。めんどくさいから秘密にしといてあげる。」
マークが知ったら大変なことに？
どうしてだろう……
チョンロはいつも肝心なことを「めんどくさいから」と言ってはぐらかしてしまう。
「そうだ、A。りんごをあの森からとってきてよ。」
「、あの森？」
チョンロが指したのは、今朝マークが近づくなと言った一番暗い森だった。
「そう。行ったことないだろ？」
「、でも、マークに行ったらだめって言われた。」
「そんなの気にするなよ。バレなきゃいいだろ。今日で15にもなったのに、まだ過保護のマークの言うことなんて聞くのか？」
言いつけを守らなかったら、
マーク、怒るんじゃないかな、、、。
バレなきゃいいって
チョンロは言うけど……
私も、行ってみたい気持ちはあった。
「、なんでりんごが欲しいの？」
「Aにタルトを作ってあげようと思って。」
「ほんとに！？」
「マークよりは上手に作れるからね。」
いつもいつもめんどくさいって言うチョンロが
私にタルトをつくってくれるなんて…！
きっとあの森まで行くのはめんどくさいんだろうなぁ…
でもりんごのタルト食べたい！
そう思って私は、お城の外に出た。
マークに秘密でなんて、少しわくわくする。
「おつかいなら任せて！」
「気をつけろよー」
「いってくるね！」
……お城の外に出かけるのは初めてだけどね、、、
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tyongnie(プロフ) - ぽみさん» loveです❤︎❤︎❤︎このお話とのリンク作品お楽しみに！ (2023年4月23日 0時) (
レス) id: 46d0f253e4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽみ(プロフ) - tyongnieさん» ああああああ好きいいいいいい♡♡更新される度に鼻息がウハウハしてしまうんですが🙃 (2023年4月17日 8時) (レス) @page24 id: 715a304d2c (このIDを非表示/違反報告)
tyongnie(プロフ) - ぽみさん» 嬉しすぎます😖♡♡♡よろしくお願いします♡ (2023年4月17日 2時) (レス) id: 46d0f253e4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽみ(プロフ) - このお話まじでドンピシャで好きです💞💞更新楽しみにしてます！ (2023年4月16日 22時) (レス) @page19 id: 715a304d2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tyongnie
| 作成日時：2023年4月12日 3時
