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こうしている間にも危ない、と思って
焦るように、私の手を握っているジェミンの手を振り払った。
「行かなきゃ、、」
「A、外はヘチャンたちが来るかもしれないから、」
マークがこの世界からいなくなることを考えるだけで、
涙は止まらないし、
心臓が締め付けられて苦しくなった。
そんなこと現実のものとなってはだめ。
ジェミンに止められながらも、
部屋の端にあるベランダに出た。
「助けてくれてありがとう、ジェミン、、、でも私、マークのところに行きたいの。それなのに私には羽がないから、、」
私が下を向いたままそう伝えると、
ジェミンは私の顔を覗き込んだ。
「連れて行って欲しいって？」
溢れる涙を拭って、ジェミンの顔を見た。
「お願い、、マークのところに行かせて、」
すると彼は、私の髪の毛を耳にかけてこう言った。
「……じゃあその後は僕のものになってくれない？」
「、え……？」
「マークのことも助けてあげるから、Aは僕のものになって？この世界で僕が一番に可愛がってあげる。」
ジェミンという悪魔は、親切なようで、
また悪い悪魔みたいだった。
やっぱり、マークしか信じちゃだめなんだ。
……でもだからこそ、彼を助けないと。
「いいよ。ジェミンの言うこと何でもするから、マークを守って。」
そういうと、またジェミンに抱き抱えられた。
「そんなにマークのことが好きなんだね…？」
そうして、ジェミンのお城のベランダから
マークのもとへ飛んで行こうとした時だった。
どこからか、
私の胸を鋭い矢が貫いた。
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tyongnie(プロフ) - ぽみさん» loveです❤︎❤︎❤︎このお話とのリンク作品お楽しみに！ (2023年4月23日 0時) (
レス) id: 46d0f253e4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽみ(プロフ) - tyongnieさん» ああああああ好きいいいいいい♡♡更新される度に鼻息がウハウハしてしまうんですが🙃 (2023年4月17日 8時) (レス) @page24 id: 715a304d2c (このIDを非表示/違反報告)
tyongnie(プロフ) - ぽみさん» 嬉しすぎます😖♡♡♡よろしくお願いします♡ (2023年4月17日 2時) (レス) id: 46d0f253e4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽみ(プロフ) - このお話まじでドンピシャで好きです💞💞更新楽しみにしてます！ (2023年4月16日 22時) (レス) @page19 id: 715a304d2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tyongnie
| 作成日時：2023年4月12日 3時
