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TY「おい使用人、ついてこい。」
次の日、掃除(のふり)をしているときに執務室の扉がいきなり開いて
テヨンさんから呼び出された。
『はいっ！』
TY「皇子たちがドレスルームでフィッティングを行っている。夕餐の準備で使用人が減っているから、お前はこっちにつけ。
悠太の手伝いが足りてないらしい。」
早足で歩きながら、口も流れるように喋るテヨンさん。
昨日フィッティングをしていなかった人たちか。
そして、今日は悠太さん…。
正直言ってテヨンさんと同じくらい厳しい執事の人だ。
この前、皇子が街へ出かける準備を手伝っているときは「遅いで。」「廊下は走らんとってって言うたやろ。」「何回言ったら分かるん」とか…
全て悪いのは私なんだけど、甘い慰めの言葉なんて一つもない。
、、甘〜い執事の方は、ジャニさんとかジェヒョンさんとか…。
ジャニさんは、私が盛大に水をこぼしてしまった時「床はやっとくから、着替えておいで」って聖母の微笑みで言ってくれるし
ジェヒョンさんは、「おつかれ様A。大変だった？」とかって毎日聞いてくれる。紅茶もいつも淹れてくれるし。
TY「おい。その寝ぼけた顔どうにかしろ。無礼にあたるぞ。」
『あっ、えっ、、はいっ』
尖った眼差しでそう言われるとどうにも目が覚める。
テヨンさんがドレスルームのドアを開けると、
何着もの衣服が並ぶ大きな広い部屋で、何人かの皇子たちが使用人に囲まれていた。
そこにはマーク皇子、ロンジュン皇子、ジェノ皇子の三人が着付けの最中で
悠太さんがついているのは、マーク皇子だ。
TY「行け。」
『はい。』
はや歩きで悠太さんの元へ向かう。
『おはようございます。』
MK「あ、おはようございますー。」
マークさんはとても感じのいい皇子様で、執事や使用人にも優しいしいつも敬語だ。
お見合いを希望する件数もかなり多いらしい。
YT「A、執務室戻って俺の引き出しから青いファイル取ってきて。マークがまたお尻のサイズがひとまわり…」
MK「ああヒョン！privacy！」
『あっはい！かしこまりました。』
ルームに入るやいなやすぐに出て執務室に走る私。
人使いの荒い悠太さん。
この前もこうやってパシられて「遅いで」って言われたんだから
こんどは早く帰って来なくっちゃ。
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tyongnie(プロフ) - 七瀬さん» 返信も更新も遅くなっちゃってごめんなさい！ほんとうにありがとうございます！お楽しみ頂けて嬉しいです、、（ ; ; ） (2022年6月3日 0時) (
レス) @page49 id: 46d0f253e4 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - このお話好きすぎて更新ずっと待ってました！何回も何回も読み返して読んでます！ (2022年3月5日 10時) (レス) @page44 id: abb9e95463 (このIDを非表示/違反報告)
tyongnie(プロフ) - 蘭さん» ありがたい言葉すぎます泣...いじわるドンロン大好物なのでたぶん、たぶん、、たぶん書くと思います！d(￣ ￣) (2022年3月4日 23時) (レス) id: 46d0f253e4 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - 求めてたお話すぎます、、ロンジュンヘチャンの意地悪感もっと見たいです、、！ (2022年2月25日 3時) (レス) id: 0585e1b6df (このIDを非表示/違反報告)
tyongnie(プロフ) - miyaaさん» え〜こちらこそありがとうございます（ ; ; ）作者はロンちゃん推しなので頑張らせたい...‼︎ (2022年2月12日 2時) (レス) id: 46d0f253e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tyongnie
| 作成日時：2022年2月5日 0時
