恋するアプリ (ページ3)

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予感ページ3

私が高２の時

ラブアラームリリース日の朝

「Aおはよ！」

「マナミー！おはよー」

「ねぇ！ラブアラームいれた？」

「私のガラケーだもん」

「マナミはいれたの？」

「当たり前！０時になった瞬間にね！」

「これほんとらしいよ。カップルが証明してSNS上げてた。」

「でも馬鹿だよね。私みたいな人好きな人なんていないのに。」

「そんなの分かんないじゃん！！」

「なにせ…身長が私よりほぼ小さい(180cm」

「手足長くてほんと羨ましいよ。」

「わけてあげる！」

ドンッ！「わっ！」

「あっ、ごめん！」

「どこ見て歩いてんのよ！」

「ご、ごめんね。後ろ見て歩いてて」

「マナミ大丈夫？」

「大丈夫！もうっ、だからあいつ嫌い！」

「城島っていうんだけど同じ英語の授業とっててチラチラ周り見たり一人でニヤニヤしたり」

「みんなきもがってる。」

「い、いじめられてるの…？」

「しーらない！あー。朝からテンション下がる」

何に見とれてたんだろ。後ろっていえば

空？

「あれ？どうした？」

担任今から職員室いらっしゃい

「おばさんの家での生活はなれた？」

「はい！良くしてもらってます！」

「申し訳ないくらい。おじさんにも良くしてもらって」

「あなた最近こ昼休みになると校庭走ってるでしょ？なんか嫌なことでも？」

「それは最近運動不足で…」

「男子のサッカー混ざるわけ行かないし！」

「給食も食べてないんでしょ？」

「お腹空くの紛らわせてるの？」

「まさか！お弁当持ってきてますもん！」

「あらっ、ちょっと中身見せて」

「えっ、いや、えっと」

「ほらはやく！」

「……」

「おばさん給食じゃなくてこれ食べろって？」

「賞味期限切れのおにぎり？」

「私が好きでそうしてるんです！おにぎり好きだし！」

「なん時間が過ぎても傷みませんよ？それに、お腹すいて給食より前に食べちゃうし！」

「はぁ…」

「じ、じつはコンビニの経営上手くいってないみたいで私まで負担になりたくないんです」

「だから先生は気にしないでください！」

「本当に大丈夫ですから！」

「A」

「あそこに冷蔵庫あるから、昼まで入れてていいわよ」

「もうすぐ夏だから気おつけないと」

「え！いいんですか！？嬉しい！」

「あの…誰かに食べられたりしませんよね？」

「大丈夫。私見張っとくから」

「よかった。とりあえず一安心です」