緊張 ページ4
誠司から連絡が来た
【マスターおったで】
そっけな
でもようやくマスターに会える
いやでも緩む顔に自分で頬を叩いた
【行ってもいいか聞いて】
小林
【良いよ、て】
【わかった、後10分ぐらい】
小林
【了解です】
会いたくて仕方がなかった
あんなことで胸がモヤモヤするとか初めてやし
こんなことになるぐらいなら真剣にもなりたくなかった
可愛くて仕方がないんよな
ウブなところも、人たらしなとこも、抜けてるとこも、声も体も全部
「好きやわ…」
めっちゃ情けない声
小さく漏れてしまった
路地に入るといつもより暗い店
そりゃおらんて思っても仕方がないわな
何度ここに来たことか
人の会話も笑い声も聞こえないせいでいつもとは違うような感じ
【ドアの前についた】
たったこの一文、誠司に送ればマスターが迎え入れてくれる
のに緊張して送れない
手土産は持った
手土産というより謝罪の品
(あの時ごめん)
まず最初に言うんだ
胸を拳で2回叩いてから
一旦深呼吸して送信ボタンを押した
足元をドアから差し込む薄暗いオレンジが照らす
俺を見上げる顔
マスターや
私服で髪の毛も下ろしててスニーカーを履いた
いつもとは違うゆるい感じだけど間違いなくこの小さい生き物はマスターで間違いない
久しぶりに見たけどこんなに愛おしいもんやったっけ
『さ、、坂本様』
坂本「久しぶり…入ってもええ？」
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ゆう(プロフ) - わららーいさん» コメントありがとうございます！もう究極に嬉しくすぎて泣きそうです🥹オチがまだまだ決まっていないので是非楽しみにしててください！😎 (10月31日 22時) (
レス) id: e69b496b59 (このIDを非表示/違反報告)
わららーい(プロフ) - ゆうさんのお話とても面白いです⛳️廣岡選手とくっついてほしい…🥹 (10月31日 18時) (レス) id: b9296b7c11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2023年10月2日 23時
