バトル開始 ページ32
勢いよく開かれたドアは音からしても怒りを帯びていたのがわかる
「A！！」
『なんね』
「…上手く行ったからって、、先輩たちが優しくしてくれるからっていい気になったんじゃないの？」
『そうかも』
「なっ、、」
『斎藤達みたいに酷いことしてこんし酷いこと言ってこん、苦しい時支えてくれるから普通誰だって同じ状況ならいい気になるよ』
事実を言っただけなのに斎藤は顔を赤く染めてまだ何か喚いていた
ただ吹っ切れた私からしたらただ鳥がピーチクパーチク鳴いてるようにしか感じないね
「そういう達観してるところが気に入らないのよ、、調子乗ってんじゃないわよ」
『みんな優しいからそれに甘えてしまう、そういうところは調子に乗ってるかもしれんね』
「今日、流川君に告白する！」
『うん』
「あんたに吠えずらかかせてやる！」
『いい返事を聞けるといいね』
ちらっと斎藤の背後に見える隠れた2人を見ると口をあんぐり
女同士の喧嘩初めてみたのかな
センドーさんに関してはもう笑いそう
「あんたに構ってる奴ら全員バカだわ、バスケにしか脳がない喧嘩もするし、成績も悪い素行も悪い、救いようがないっていうか！あんたにお似合いだわ」
『…』
バスケに真剣になって向き合ってるみんなをバカにした斎藤は何故か勝ち誇ったかのようにふんぞり返った
人を見下して、頑張る人の邪魔をして、自分中心に世界が回っていると思っているような人間のくせに
私の大事にしていた髪の毛も切ったくせに…
『アンタは人に説教垂れるほど偉いんか？』
「は？」
『アンタが人様の価値をつけるほど徳の高い人間なのか聞いてんよ』
「えぇ！私は価値ある人間だもん！」
『人をバカにして…いつまでも執着しては上手くいかないことを他人のせいにした。ルカワ君にどうせ怒られたんでしょ昨日』
「それが何よ！今日のアンタをみて心変わりしたかもしれないじゃない！」
『普通に考えてみなよ、アンタみたいなやつ誰が守ってくれんの？正直今の私に味方は結構ついたよ上辺だけでもいい、今日の演奏を聴いて好きになってくれた人はたくさんいる
そんな私をイジメ倒してきたアンタらは誰も守ってくれない、アンタはまだ味方がいると思うん？岡も浜野もアンタの味方だぜって言ってくれると思う？』
「うるさいうるさいうるさいうるさい！！！！！アンタが！アンタは…他の子と違って1人でも普通でいられるその異質さがキモいんだよ！」
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ゆう(プロフ) - せんべえさん» コメントありがとうございます！大変長らくお待たせしてます、、また更新再開しますね！ (12月8日 16時) (
レス) @page37 id: e69b496b59 (このIDを非表示/違反報告)
せんべえ(プロフ) - めっちゃ好きです！！夢主ちゃんもみんなもかっこよすぎます！👏👏続き待ってます！ (2023年1月28日 11時) (レス) id: f5f8406621 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2023年1月4日 8時
