prologue・並盛一の権力者 ページ1
周りには黒い喪服に身を包む大人
その中心には一人の子供
黒髪、黒目の整った顔立ちで日本を思わす少年は内に渦巻く感情を殺して俯くばかり
俺は壁に背を預けその様子を眺める
幼く小さな少年に媚を売る大人
見ていて吐き気がする
少年とは一度会った…否、会わされたことがある
彼の、今は亡き両親からの紹介だったが…
少年はひどく俺にベッタリだった事を思い出す
少年「!!」
ふと目が合う
少年は何を思ったのか俺の元へ駆けてくる
媚を売っていた大人達が少年の名を叫ぶが少年は一直線に俺の元へ駆けてくる
ドンッ
少年「…っ」
抱きついてきた少年
黒く丸い頭を撫でてやれば腹に顔を押し付け
しがみつく力を強める
「どちら様でしょうか？関係者以外は退いてもらいたい」「ほらこっちにおいで？」
大人達が口々に言う
少年の目には恐怖が写し出されていた
ぎゅっ
少年「！」
貴方「…悪いけど、この子は僕が引き取ることになってるんだ。…この子の親に頼まれたからね」
安心させるように抱き締め、大人達を睨み付けながらそう言い放つ
ついでにそれについての書類も見せた
財産目当てで近づいてきた奴等は苦虫を潰したような顔をする
「ふざけるなぁぁ!!!」
ｸﾞｲｯ
少年「!?やっやめっ」
「君、早く来なさい。そんなやつの言うことなんか聞くんじゃない」
キレた大人が少年を引っ張り、俺から引き剥がそうとする
少年「いたい…!!!」
「早く!!!」
少年の腕は赤くなり、大人は無理矢理にでも連れていこうとする
ﾄﾞｶｧﾝｯ…
「ぐあっ……」
そいつを蹴り飛ばせば突如上がる悲鳴
こいつは俺が何者なのか知らないんだね…
貴方「僕は並盛一の権力者である
雲雀咋弥だよ。」
それだけ言い残し、少年を抱き上げてその場を去った
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レオぴ&恭弥マジ尊い - はい、自分の3DS使ってまたコメントにきました！神様仏様作者さま！どうかこの小説の続きを書いて下さい！土下座でもなんでも致しますので、どうかよろしくお願いします！ (2018年7月6日 0時) (
レス) id: d5d3b1d8cc (このIDを非表示/違反報告)
プリン★スポ隊隊長兼副 いろいろ最高な小説多いよな← - 土下座でもなんでもするから更新頑張ってください！！応援しています！！！！ (2018年5月20日 21時) (レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
京華 - 作者様、喋れる猫のパスワード教えてくださいm(*_ _)m (2018年4月13日 3時) (レス) id: 9b0e6b671e (このIDを非表示/違反報告)
澪歌 - 恭弥くん可愛すぎるっ…！続きはもう書かれないのですか？続きが気になります…！ (2018年4月7日 4時) (レス) id: 89de5cc263 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - 私も！！！作者様〜一刻も早く更新を〜〜！！土下座する勢いでお願いします！ (2018年4月5日 0時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東輝 x他1人 | 作成日時：2017年1月16日 16時
