彼女の呪いが解ける時 10 ページ11
轟side
今日はAが遅れてきた。
理由はなんとなくわかる。
多分、腹部の傷のせい。
授業中も、顔を歪め唇を噛み締めてしいたりと痛みに耐えている様子もあった。
四時限目が終わって皆が食堂へ行くのに、Aは机に突っ伏したまま動かなかった。
俺は心配になって声をかけた。
轟「A」
俺がAを呼ぶと、顔だけ俺に向けて元気の無い返事をした。
「んー？」
轟「……傷痛むのか」
「……大丈夫だよ」
いつものことだとへらへら力なく笑った。
轟「嘘つくな。……いつでも頼れ。」
そっと背中を摩ると
ぶわっと溢れそうになる涙。
「しょうとっ、」
急に立ち上がったかと思えば俺に抱きついて泣き出す。
だから腕を回して小さい子をあやす様に泣き止むまでそばにいた。
Aが頼れるのは俺だけ。
Aの秘密を知ってるのも
……
俺だけ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
家族設定
呪死 まなみ ｢母｣
個性☞呪い
相手につけた傷に呪いをかけることができる。
見た目は主人公に似ていて美女。
容姿と不一致な個性である。
光華 真琴 ｢父｣
個性☞光
瞬間移動や光線を使った技がつかえる。
何者かによって殺害される。
未だ犯人は不明だが、ヒーロー殺しの者と見られている。
一時期はオールマイトにまでは及ばないものの、容姿とその強さで人気を得ていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るうなし(プロフ) - うひゃー 続きが楽しみです！更新頑張ってください (2019年9月14日 11時) (
レス) id: ecfcc4e1dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - うわぁ！凄く夢主ちゃんを応援したくなるっ！！物語も最高に面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月2日 12時) (レス) id: 12a85d494f (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - フユキさん» ありがとうございます！！タイトルの急な変更申し訳ないです。。引き続き応援してくださると嬉しいです！ (2017年7月14日 23時) (レス) id: c33d23c980 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - えぇっ！抱きしめたぁ？！爆豪がぁ？！やだ〜、こういうの大好きですよ（←誰だお前）更新楽しみにしてます。 (2017年7月14日 9時) (レス) id: 3b75a384a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こはる | 作成日時：2017年7月7日 21時
