犬系彼氏 鶴崎さん ページ3
A「修功、お菓子食べよー?」
修功「お菓子!?食べるー♪」
修功にクッキーとチョコの入ったお皿を見せると、ぱあぁぁっと笑顔になる。
それが、すっごくかわいくて。
A「っー!!かわいー!!」
修功「え?なにがー??」
本人は無自覚らしいけど。
その愛らしい瞳。
素直な表情。
なんだか、犬みたい。
(いやいや、バカにしてるわけじゃないよ!?)
ぶんぶんと首を振って、テーブルにお皿を置く。
A「いただきまーす!」
修功「いただきまーす!」
クッキーを齧る。
幸せの味が、口いっぱいに広がる。
すると。
脚になにか温かいものがあたる。
(…?)
確認すると、それは飼い犬のクッキーだった。
A「なにー、どうしたの?クッキーもクッキー食べたいの?」
修功「なんかややこしいな笑」
A「確かに笑」
クッキーには犬用のお菓子をあげることにした。
クッキーはお菓子を頬張ると、にかーっと笑った。
A「おいしいか〜?おいしかったか〜!?」
頭をなでてやる。
ちゅ、とクッキーが私の唇に触れる。
A「もー、クッキーってばー笑」
クッキーは楽しそうに笑う。
その姿は、なんだか…。
A「修功に、似てる…。」
修功「え?」
A「なんかさ、修功とクッキー似てる!かわいいところが!!」
私的には褒めたつもりだったのだが、修功は暗い表情になった。
A「いや、いい意味でだよ!?」
そう言って訂正しようとすると。
修功「A」
修功が、いきなり私の手を握ってきた。
目が合う。
いつもの愛らしい目じゃなくて、きれいな目をしていて。
その瞳に吸い込まれるように、私は身を乗り出した。
唇を重ねる。
A「…どうしたの、急に///」
修功「いやぁ、なんかクッキーに似てるって言われて悔しくって、つい…///」
そう言って、さっきまでの男らしさが嘘のように照れる修功。
やっぱ、かわいいなぁ…。
A「ふふっ、やっぱりかわい笑」
修功「え?またキスされたいって??」
A「へっ!?」
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園川ひとみ(プロフ) - りりあさん» 本当ですか!?嬉しいです!!本当にありがとうございます!! (2019年9月9日 19時) (レス) id: dafc3b1dea (このIDを非表示/違反報告)
園川ひとみ(プロフ) - ななこさん» ありがとうございます!リクいただけて嬉しかったです!!本当にありがとうございましたー! (2019年9月9日 19時) (レス) id: dafc3b1dea (このIDを非表示/違反報告)
りりあ(プロフ) - 完結大変お疲れ様でした!この作品とても大好きで1作目から読ませて頂いてました。とても大好きな作品です!大変お疲れ様でした! (2019年9月8日 22時) (レス) id: b31851315e (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - 完結おめでとうございます!お疲れさまでした。また、リクエストに答えていただきありがとうございました(今更ですいません…)! (2019年9月8日 20時) (レス) id: d7b6da680b (このIDを非表示/違反報告)
園川ひとみ(プロフ) - ななこさん» リクありがとうございます!また書かせていただきますね! (2019年8月15日 20時) (レス) id: dafc3b1dea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:園川ひとみ | 作成日時:2019年5月26日 17時