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坂本さんはあれから変わらずAちゃん呼びだが、
それ以上なにか言ってくるわけではなかった。
教習中、考え事をしている様子で隣で難しい顔をしている。
「あの?なんか元気ないですね?」
坂本「…。」
「あの〜?」
坂本「ごめん。Aちゃんなに?」
「元気ないなって思って…。」
坂本「…あのさ、井ノ原なんか言ってた…?」
「よっちゃんですか?今朝急にうちに来たみたいなんですけど徹夜明けで寝てて…。」
坂本「…。」
「なんでよっちゃんなんですか?そういえばお母さんがよっちゃん元気なかったって言ってました。」
坂本「…そのことも含めて今日の夜2人で話せないかな…?」
「2人でですか…?」
(よっちゃんの悩みってそんなに深刻なのかな?)
よっちゃんには笑顔が一番だし坂本さんが何か知ってるみたいだったから
ご飯に行くことにした。
……
「おじゃまします。」
坂本「汚いんだけど適当に座ってて。」
坂本さんがよく行くというお店が2連続で閉まっていたので、坂本さんがご飯を作ってくれることになった。
(よっちゃん以外の男の人の部屋とか緊張するな〜)
坂本さんの部屋はとてもシンプルで、いつもかすかに香る坂本さんのにおいに満ちていて名前を呼ばれたときのようにドキドキと心臓が高鳴っていた。
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岡(プロフ) - ゆう.2さん» ゆう.2さん。コメントありがとうございます!続編も出来上がりましたので、またそちらでお会いできると嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (2015年5月21日 0時) (レス) id: 0295aa972a (このIDを非表示/違反報告)
ゆう.2(プロフ) - 完結しましたね!毎回楽しみに読んでました。スピード上げて完結させたのに、文やストーリーのクオリティが全く下がってないのはすごいと思いました。次回、楽しみですっ! (2015年5月19日 22時) (レス) id: 133e229e2c (このIDを非表示/違反報告)
岡(プロフ) - blueさん» コメントありがとうございます! 後半は展開が雑になってしまった気もしますが、無事完結できてよかったです。これからもよろしくお願いします(^^) (2015年5月19日 7時) (レス) id: 08f5237d44 (このIDを非表示/違反報告)
blue(プロフ) - 完結おめでとうございます☆期待してた以上の結末で読んでて面白かったです^ ^坂本くんも長野くんも好きなので、次回作もぜひ楽しみにしてます☆ (2015年5月18日 23時) (レス) id: b782e31c8d (このIDを非表示/違反報告)
blue(プロフ) - はじめまして。この作品、とっても続きが楽しみです☆完結まで、ぜひ頑張ってください。 (2015年5月6日 9時) (レス) id: b782e31c8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:岡 | 作成日時:2015年4月22日 22時