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(井ノ原side)

最終の技能教習を終えて戻ると、2人の席にはきれいに片付いていた。

(2人そろってこの時間にいないなんて怪しいな…。)

すぐにメッセージを送ろうかと思ったが、最近の坂本くんはなにか思いつめてる様子だったから事務処理を終わらせてから連絡した。

―ガラッ

長野「井ノ原こっち〜。」

井ノ原「もうずるいよ2人だけで!…って坂本くんがこんなになってるの珍しいね。」

長野くんはお酒を飲まないから置いといて、
坂本くんがこんなに酔っ払ってる姿は見たことがなかった。

長野「あぁ(笑)今日も家の近くまで送るから坂本くん頼んでいい?」

そこから坂本くんの目が覚めるまでAのこととか仕事のことを話していた。


坂本「…。井ノ原…?」

長野「起きた〜。よし帰ろう!」

井ノ原「今日は俺が坂本くんのこと送っていくから!車まで歩けそう?」

坂本「うん。…ごめん。」

なんで坂本くんが謝ったのかわからないけどとにかく坂本くんが何かに悩んでいるのが伝わってきた。


いつも通り俺らの家の中間地点のコンビニまで送ってもらい坂本くんの家に向けて歩き出した。

井ノ原「坂本くん家こっちであってる?」

坂本「あぁ。なぁ、井ノ原…。俺Aちゃんのこと好きだと思う…。」

井ノ原「…!なんで?なんでAなわけ?」

坂本「…。」

坂本くんは考え込んでしまって長い沈黙が続いた。

井ノ原「なんか言ってよ坂本くん…。」

坂本「ごめん。またちゃんと話すから…。」

そう言って頭を押さえながら家に入っていってしまった。

(なんで…なんでAなの…。)

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(プロフ) - ゆう.2さん» ゆう.2さん。コメントありがとうございます!続編も出来上がりましたので、またそちらでお会いできると嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (2015年5月21日 0時) (レス) id: 0295aa972a (このIDを非表示/違反報告)
ゆう.2(プロフ) - 完結しましたね!毎回楽しみに読んでました。スピード上げて完結させたのに、文やストーリーのクオリティが全く下がってないのはすごいと思いました。次回、楽しみですっ! (2015年5月19日 22時) (レス) id: 133e229e2c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - blueさん» コメントありがとうございます! 後半は展開が雑になってしまった気もしますが、無事完結できてよかったです。これからもよろしくお願いします(^^) (2015年5月19日 7時) (レス) id: 08f5237d44 (このIDを非表示/違反報告)
blue(プロフ) - 完結おめでとうございます☆期待してた以上の結末で読んでて面白かったです^ ^坂本くんも長野くんも好きなので、次回作もぜひ楽しみにしてます☆ (2015年5月18日 23時) (レス) id: b782e31c8d (このIDを非表示/違反報告)
blue(プロフ) - はじめまして。この作品、とっても続きが楽しみです☆完結まで、ぜひ頑張ってください。 (2015年5月6日 9時) (レス) id: b782e31c8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年4月22日 22時

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