55話朝比奈、魔法少女と遭遇する。↓ ページ21
花巻side
及「はーい、休憩だよー!」
朝「すみません、遅れました」
及川の声が体育館内に響くと同時に朝比奈ちゃんが扉を開け、重たそうにかごを持ちながら入ってくる。
及「大丈夫!ちょうど休憩に入ったとこだから」
朝「そうですか……ならよかったです」
そういったあと、朝比奈ちゃんはどうぞ、とスポドリを及川に渡し、一人一人に配っていく。
俺ももらったスポドリを飲みながら休憩しているところ、及川がこそこそと話しかけてきた。
及「ねえ、マッキーは朝比奈ちゃんのことどう思う?」
花「はあ?どうってなにがだよ」
俺も及川につられて小声になりながら聞き返すと、だってさあ、と話し出す。
及「朝比奈ちゃん、2週間経って結構仕事も出来るようになってきたでしょ?でもなんか……心の距離が遠いんだよね〜」
松「ああ、それはわかるかも」
そこでいきなり現れた松川が会話に入り、及川の意見に頷く。
松「朝比奈ちゃん必要最低限の会話しかしてくれないし、あんま目線合わせてくれないんだよな」
及「だよね〜!だからもうちょっと距離を縮めていきたいの!ほら、マネージャーと選手って信頼が必要だと思うし」
花「いや、言い訳すんなよ」
松「及川は女子と話したいだけだろ」
及「ぐッ……そんなこと……」
あるんだな。
言葉を詰まらせる及川に俺はそんなことを思う。隣の松川も同じことを考えているだろう。
及「で、でも二人も朝比奈ちゃんと話してみたいって思うでしょ!?」
松「まあそれはな」
花「仲良くはしたいよな」
及「だよね〜!」
55人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ももの助(プロフ) - 月華さん» いつもありがとうございます!私のなかで女子バレー部の部長は男前!みたいな印象があるのでこんな感じになりましたwまた更新が遅くなるかもしれませんが頑張るのでよろしくお願いします! (2020年4月25日 11時) (レス) id: d77ec042d8 (このIDを非表示/違反報告)
ももの助(プロフ) - あかひなさん» ありがとうございます!また課題が出たので更新が遅れ気味にになるので待っていてくれると嬉しいです! (2020年4月25日 11時) (レス) id: d77ec042d8 (このIDを非表示/違反報告)
月華 - お久しぶりです。受験お疲れ様です。忙しくて見にこれなくなってたら、いつの間にか男前な先輩になっててちょっとびっくり。また来ます。 (2020年4月25日 9時) (レス) id: c6dfd26815 (このIDを非表示/違反報告)
あかひな - 受験お疲れ様です。長い間書いていないと感覚が戻りませんよね。作者様のペースで感覚思いだして頑張ってください! (2020年4月22日 18時) (レス) id: 29482da3b6 (このIDを非表示/違反報告)
ももの助(プロフ) - 霧雨さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2019年7月15日 7時) (レス) id: d77ec042d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ももの助 | 作成日時:2019年6月24日 17時