クラスメイトに「俺と契約して魔法少女になってよ」と言われたんだけど【ハイキュー】

7話 ページ9

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国見英が何かいう前に私は続ける。


朝「さっきもいったけど私はプ○キュアとかまど○ギみたいな展開は期待してないんだよ。そんないかにもめんどくさいことやるわけないだろ。２次元と３次元は違う。てことで諦めろ」


私がそこまで言い終わると国見英は心底嫌そうな顔をする。

国「お前がやんなかったら俺がまた他のやつ探さなきゃいけねぇじゃん。めんどくさ」

朝「そこは探せよ」


なにこいつ。めんどくさいって理由で私を魔法少女(笑)にしようとしてんのか？くずかよ。


国「てか俺の話聞いてた？魔法少女はやいとこ見つけないと世界滅ぼされるんだけど」

朝「………」


確かにそれは困る。まだ〜きらきら☆メモリアル〜の全キャラ攻略してないし、まだやってないゲームあるし、みたいアニメあるし、続きが気になるマンガあるし、げん……グフン、まあこの話はいいとして……


朝「だからそれは他の人探せばいいじゃん。私はやらない」


流石にイラついてきた私は乱暴にテレビのスイッチをいれる。今はニュースがやっているようで、私はそのニュースの内容を見て、目を見開く。


『速報です。たった今宮城県、○○市、□□町で突如、熊の形をした巨大な怪物が現れ、街で暴れまわってる模様です。また、そばには仲間らしき人物もおり……』


そういってるアナウンサーの横にある画面には身長は家屋の２倍以上ある、熊を型どった怪物が暴れまわっている様子が映し出された。


しかもこれ……私の近所である。外から何か壊れるような音や人の悲鳴が聞こえるのは気のせいではないだろう。


そして、


朝「……お母さん」


テレビの画面に映される中継。そこに逃げまとう人たちの姿もあり、そのなかに私の母がいた。

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