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6話 ページ8






熱血イケメンはまとめ役なのか、みんなさっさと片付け、屋上から出ていく。そして最後のひとりがいなくなった頃、私は物陰から出る。


ああ、やっと水分が補給できる。私は自由の身だ。

そんな風に考えていると、さっきまでイケメン集団がいたところに何か落ちているのを見つけた。

なんだ、忘れ物か?

興味本意で近づいてみると、そこに落ちてたのは赤色の石。

「……おもちゃ?」


そしてそれを拾い上げてみると、それは突然光だし、輝く。


あまりの眩しさに目を固く閉ざすと、その間に手元から石を持っていたの感覚がなくなる。

思わず目を開けるがやはり私の手の中には石はなく、回りにも落ちていない。


「どういうことだってばよ……」

私の呟きに答えるものは誰もいなかった。









朝「そういえばそんなこともあったわ。光った光った」

国「忘れてたのかよ。昨日のことなんだけど」

朝「私どうでもいいことはすぐ記憶から抹消しちゃうから。今日はまりちゃんのことで頭がいっぱいだったし」

国「都合のいい脳みそしてんな」


失礼なことをいいながら国見英は肩をすくめる。


朝「てか結局盗んだのお前なの?」


私がそう問うと、国見英はめんどくさそうにため息を吐く。


国「もとから俺のだから盗んでねーよ。
落としたの気づいて取りに行ったらお前がジュエルと共鳴してたからすぐに取り上げて屋上から出てっただけ。」


そういって国見英はジュエルをしまうと私と目線を合わせる。そして、





国「改めて、朝比奈A。俺と契約して魔法少女になって……「嫌だ。」


私は国見英が言い終わる前に一言、否定の言葉を口にした。

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ももの助(プロフ) - 月夜見(つくよみ)さん» すみません、教えてくださりありがとうございます! (2019年7月6日 7時) (レス) id: d77ec042d8 (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(つくよみ) - 誤字見付けたんで報告?しときますね。第四話での夢主が炎ジュエルに触って国見が「光るんだよ、それ」って言った表記が朝比奈ちゃんになってましたよ。国見が言ったって言ってるのに…。と、合ったので言っときます。 (2019年7月6日 2時) (レス) id: 1b059efec0 (このIDを非表示/違反報告)
月華 - 残念です。仕方ないですね (2019年6月24日 18時) (レス) id: 796c431fbb (このIDを非表示/違反報告)
ももの助(プロフ) - すみません、実は月の魔法少女はもう設定を決めちゃっていまして……本当に申し訳ないです。少し遅くなるかもしれないですが月華さんをもとにしたキャラを出させていただきますね! (2019年6月24日 18時) (レス) id: d77ec042d8 (このIDを非表示/違反報告)
月華 - わがまま言ってすみません。出していただけるだけで本当に嬉しいので…… (2019年6月24日 17時) (レス) id: 796c431fbb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももの助 | 作成日時:2019年3月5日 13時

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