私の心は結露のように【ワールドトリガー】 (ページ12)

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12話《衝撃の事実》ページ12

『はぁぁぁぁぁぁ？！
いいいい1週間後?!なんで1週間前まで黙ってんのよ!!』

優「い、いやーごめんな笑」

『ごめん、で済まない‼️もっと早く言ってよ!!』

風「早く言ったらオマエ駄々こねるんじゃないのか？」

『流石に躊躇するけどこねないよ！』

太「躊躇はするんだな」

『…はぁぁぁぁ…』

優「ごめんって」

『…お詫びにコレから1週間私の行きたい所に一緒に行って来れるなら…』

優「!(Aは知らないハズだよな…)
分かったよ！」

『ﾆｯｺｰやったぁ』

迅「相変わらず機嫌直るのも早いねぇ」

『迅くんは知ってたんでしょ?!』

迅「まぁね」

『言ってくれてもよかったじゃん…』

迅「言わない方が面白かったって笑」

『アイビスで撃ってあげようか？』

迅「オマエのトリオンだったら冗談に聞こえねーよ、馬鹿」

それから5日優貴はAの行きたい所ややりたい事に付き合わされた。

『ｽｰｽｰ…』(寝てる)

優「…ごめんな、A ((ﾎﾞｿｯ」

【6日目】

優貴side

『お兄ちゃーん！』

今日もウチの妹が訓練場に来た

遠征行きを言わなかった罰らしい

俺にとっては罰じゃなくてご褒美に近い

Aと後実質2日しか一緒に居てやれないから1週間前「お出かけしたい」って言われた時は本当驚いた

コイツ心の中読めるんか？ってな

『あ！迅くんもいる！』ﾆｺ

迅「お〜A」

『ねぇねぇーお兄ちゃん今日はどーするの〜？』

優「そーだな、よし！今日は皆でご飯食べに行くか！」

『え！ご飯‼️行きたい！皆で行くなんて誕生日以来だなぁ〜!!楽しみだ！じゃあ！私、皆のこと誘ってくるね！』

優「応！頼むな！」

『はぁ〜い！じゃあね！』

優「後でな〜」ﾆｶｯ

迅「………言わなくてよかったんですか」

優「……何が？」ﾆｺｯ

迅「……コレから優貴くんに起こる事…」

優「…あーあ…やっぱり悠一にはバレちゃうか…」

迅「オレは少なくともAにはちゃんと話した方が良いと思います…」

優「…うん、オレもそう思う。でもオレ
アイツに言うと駄々こねてうるせーんだもん鬱陶しいし」

迅「…それは、嘘ですよね。むしろ可愛いとも思って放っておけないんでしょ？

…オレは…言った方が良いと思います。

今回の遠征で…

…優貴くん(お兄ちゃん)が死ぬことを」