今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:6,524 hit
小｜中｜大
＊ ページ2
・
健司さんを見つけ急いで洞窟まで戻ると、深町くんが先生をおぶっているのを見つけた。
険しい地面をものともせずに降りていった健司さんは、深町くんに近寄り一旦先生を降ろさせた。
「下そう。」
「はい。」
「彰良大丈夫か？」
まだ意識がないのか返事が返ってこない。
深町くんに代わり、健司さんがおぶろうとすると、先生の背中のあるものが見えた。
「え、？」 「これは、」
シャツに血は滲んでいないものの、背中に大きな傷があるのが透けていた。
私たちの様子に気づいた健司さんは、すぐさま自分のジャケットを被せ、私たちの顔色を伺う。
「おい！よそ者が何をしてる！」
上を見ると、この前怒っていた鬼頭さんがいた。
「先生が銃声で飛び立った鳥に驚いて、岩から落ちたんです。」
カンカンに怒って話も聞いてもらえないと思ったが、意外な言葉が返ってきた。
「うちに運べ。」
・
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おさなづ | 作成日時：2021年11月1日 20時
