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○風邪ひいた ページ8

*


「あ"ー…。ゲッホゲッホ!」



「ゲホッ…。うー…」



「あーーーー…」



『ゴホッ、ゲホッ!』



いつも騒がしい松野家とは一味違っており、咳をしてダウンしていた。



「うー…。くしゅっ!くしゅんっ!」



「チッ…。くしゃみまであざといなトッティ…。
風邪引いてまで可愛いって言われたい?引くわー



へっくち!」



「なんだそれ。ツッコむのめんどくさいからやめて一松」



「あぁ…俺はこのまま死ぬのか…グッバイ。カラ松ガールズ…」



「はぁ…。取りあえず寝よ?」



こんな感じで、おそ松以外の兄弟6人は風邪で起きることも出来ず、
ただ寝て体調を万全にしなくては意味がなかった。
すると、階段を勢いよく上って来る人物が一名。
そして襖が開いた。



「パチンコ行く人〜!見て!新台入荷!これは行くか無いでしょ!
今日はなんかすっげぇ出る気がするんだー!
うっふふふ!っていつも言ってるけどねぇ!

パチンコって行く前が楽しいよね〜!AVも一緒!
選んでるときが一番テンション上がる!うん!」



襖を開けたのはパチンコの新台入荷の知らせのチラシだった。

おそ松は風邪でダウンしている6人を無視して、
最初にチョロ松の肩を掴んで激しく揺すり、一松の肩を組んでこちらも揺する。

そしてトド松には足技を仕掛けて、カラ松には何度も腹を飛んでおり、
ハイ松の胸倉を掴んで激しく揺さぶり、何故か十四松だけは隣で寝そべっていた。



「ん?何?どうした?」



「行かない…」



「行かない!?なんで!?」



「風邪引いてるから…」



「か、風邪引いてんの!?」



どうやら、トド松の言葉におそ松は今更気付いたらしい。
見た感じ調子が悪いというのに彼には見えていなかったようだ。



「なんで分かんねぇんだよ。具合悪いだろどう見ても」



「パチンコ行ったら治るよ!」



「治るか!!!」



おそ松の無茶な発言にチョロ松がツッコミをする。
何をどうしたらパチンコ行ったら風邪が治るのだろうか。
勿論、彼のデタラメを鵜呑みにする人は現れず…。



「えー?なんだよー…。



…っ!じゃあ、お兄ちゃんが看病してやるよ!」



「何?看病って…頼むから余計なことしないで!」



チョロ松を無視しておそ松は鼻歌を歌いながら、
6つの財布を抱えて部屋から出ていこうとする。



「っておい!何で俺達の財布持ってんの!?」



「買い出し行ってくるねー!」



「ちょっとおお!?」

○→←○



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びたー(プロフ) - メルさん» コメントありがとうございます!そう言ってくれてとても嬉しいです!えいがのおそ松さんもいつか書きたいと思っています!(書けるとなると時系列的に2期終わりになりますが…)応援ありがとうございます。励みになります! (2022年8月2日 3時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
メル - おそ松さんの夢小説とても嬉しいです!映画の時の高校時代ハイ松さんがすごく気になります!これからも頑張ってください! (2022年8月1日 17時) (レス) id: eb7870cb0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年7月31日 23時

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