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*


「なーんだおそ子も覚えてないじゃん!」



「私もってどういうこと!?チョロ子とは全然違うと思うんだけど!」



「えー?だって覚えてないっしょ?」



「皆イライラしないで!お腹減ってるんじゃない?
駅前で食べに行こうよ〜!」



おそ子と十四子が口喧嘩を始め、カラ子は余程お腹を空かしているらしく
腹を押さえながら何か食べに行こうと発案してくれる。



「ハイ子、はいピース」



『えへっ』



一方で離れたところからトド子がカメラを向けて
ハイ子は笑顔でピースをしながら写真を撮ってもらい
他とはとても楽しそうにしていた。



「どうする?戻る感じになるけど」



「ええー?十四子はどっちでも」



「じゃあ皆行こうよ!お腹減ってるんじゃない!?」



「はい笑ってー。ピース!」



『えへっ』



「ねぇ、ハイ子も考えてよ」



『あ、ごめんねおそ子。つい…』



四人が話し合っている中、トド子とハイ子はカメラに向かってピースし
それを見ていたおそ子が呆れ口調で話しかける。
ハイ子は苦笑いしながら四人に目を向け、トド子は色々な場所を撮っていた。



「トド子も!変な写真ばっか撮ってないで」



「…っ!」



「ププッ、変な写真…」



「確かに気になってた〜」



「変な写真」と言ったのがまずかったのかトド子の写真を撮る手が止まり、
チョロ子や十四子にも笑われる始末である。
我慢ならなかったトド子は無言で早足で六人から離れていく。



「ちょっ!トド子!?単独行動禁止だよ!?トド子〜!」



おそ子が慌ててトド子を呼ぶが、トド子が振り返ることは無かった。


ーーーーー



なんとかトド子を連れて七人で商店街に来たのは良いものの…。



「…………」



トド子は頬を膨らませて明らかに拗ねていた。



「ねぇ機嫌直して?折角の旅行なんだし…。
あっ!近くに秘宝館あるみたい!行く?写真も撮れるかも…」



「興味ない」



「えぇっ!?なんでそういうこと言うかな?」



「ホントに興味ないから!五人で行ってくれば良いじゃない!
私、ハイ子と別のところ回ってくるから!」



『ま、まさかの巻き込まれ!?』



不穏な空気が流れ出し、おそ子が地図を見ながら秘宝館に行こうと案を出すが
完全に拗ねてしまったトド子はそっぽを向きながら拒否し、
喧嘩を静めようと頑張ってあわあわと心配そうに二人を見るハイ子の腕をトド子が引っ張った。

二人の口喧嘩に巻き込まれ、ハイ子は驚いた顔でトド子を見た。

○→←○じょし松さん2



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びたー(プロフ) - メルさん» コメントありがとうございます!そう言ってくれてとても嬉しいです!えいがのおそ松さんもいつか書きたいと思っています!(書けるとなると時系列的に2期終わりになりますが…)応援ありがとうございます。励みになります! (2022年8月2日 3時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
メル - おそ松さんの夢小説とても嬉しいです!映画の時の高校時代ハイ松さんがすごく気になります!これからも頑張ってください! (2022年8月1日 17時) (レス) id: eb7870cb0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年7月31日 23時

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