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｢どうしました？十四松さん。何故脱ぐんですか？
十四松さん？十四松さん！？｣
十四松はチョロ松の話を無視して頭に帽子を被って屈伸する。
すると部屋のドアが開いて、十四松と同じように
野球のユニフォームを着た二人組が現れた。
｢誰か入ってきました十四松さん！｣
バットと沢山のボールが入ったカゴを持った一松と、
キャッチャーミットとキャッチャーマスクと
空のカゴを持ったハイ松が入ってきたのだ。
｢誰だそいつら！十四松さん！｣
チョロ松の言葉を無視して三人は話し合い、
ハイ松が生き生きとした表情で左手にキャッチャーミットを付け、
顔にキャッチャーマスクを付けてチョロ松の背後に立って構えた。
『こっちは良いよ。準備OK』
｢嘘だろ！？十四松さん！｣
ハイ松から合図をもらい、一松がボールを投げると十四松がバットを振って打つ。
｢うおおおあ！！十四松さんっ！あぶなっ！十四松さん！｣
チョロ松はボールを避けながら十四松の名前を呼び続け
飛ばされたボールはハイ松が全て取ってカゴに入れる。
｢いいね｣
『ナイスバッター』
一松とハイ松が褒めたたえると一松のボールを投げる速度は早くなるが、
ハイ松は素早くボールを受け止めてくれる。
｢今すぐトスバッティングをやめてくださぁぁぁい！｣
｢はいっ！｣
｢言えばやめてくれるっ！｣
眼鏡がボールに減り込んでフレームが片方割れて机を叩いて注意をするチョロ松に
十四松と一松とハイ松はピンと立ってすぐにやめる。
やはり言えばやめてくれるみたいだ。
すると、帽子を取った一松と帽子とキャッチャーマスクを取ったハイ松がチョロ松の前に立つ。
｢凄く、いい奴だから…｣
『ちょっと手は掛かる子だけど、本当に良い子なんで』
一松とハイ松がチョロ松の肩を叩いて少し開かれたドアに顔を出して、
ペコリと挨拶して二人は部屋を去って行った。
｢こんな感じで、野球は大好きです！｣
笑顔で答える十四松にチョロ松は我慢ならないのか机を思い切り叩いた。
｢十四松さん…。まだ面接が始まってもいないのに
こんなこと言うのは非常に心苦しいんですが…。
一旦休憩させてください｣
｢はいっ！｣
ｰｰｰ
｢うーー！う"ーー！う"ーー！｣
チョロ松は一旦部屋を出て社長室に転がり込んで、
ソファーの上で変な声を上げていた。
｢お？どうした？｣
それを見た同僚のおそ松がチョロ松を心配してやって来た。
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びたー(プロフ) - メルさん» コメントありがとうございます！そう言ってくれてとても嬉しいです！えいがのおそ松さんもいつか書きたいと思っています！(書けるとなると時系列的に2期終わりになりますが…)応援ありがとうございます。励みになります！ (2022年8月2日 3時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
メル - おそ松さんの夢小説とても嬉しいです！映画の時の高校時代ハイ松さんがすごく気になります！これからも頑張ってください！ (2022年8月1日 17時) (レス) id: eb7870cb0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 x他1人 | 作成日時：2022年7月31日 23時
