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*
─そして、数日後。
｢あーそれにしてもしょくーん。働きたくないねー｣
｢大変だーっ！｣
いつものように松野家でダラダラと過ごしていたが
チョロ松が勢いよく居間のドアを開けてトド松と十四松とハイ松が
遊んでいたジェンガがその衝撃で倒れてしまう。
五人はチョロ松の方を見た。
｢カラ松兄さんがぁ！！！｣
『？カラ松兄さんがどうかしたの？』
｢早く！二階の部屋！部屋に来て！！！｣
チョロ松の焦り具合が尋常じゃなく、五人は顔を見合わせて首を傾げる。
二階の部屋に何があるというのだろうか。
ｰｰｰｰｰｰｰ
｢ねぇねぇカラちゅーん｣
｢どうしたんだいFlower｣
｢カラちゅんは昨日何してたのー？｣
｢家に居たよー｣
｢ホントぉ？他の女と居たんじゃないのお？
そんなことしたら、アタシ死ぬからねえ"ええええ！｣
部屋から聞こえるカラ松の声と別でガサガサとした女の声。
六人は二階の空いている襖から顔を覗かせてその様子を見た。
｢フッ、しないさ…｣
｢じゃあ、今日の朝は？｣
｢寝ていた｣
｢はあ"ぁ！？他の女と寝てたの！？｣
｢え、ち、違っ！｣
｢もう死ぬー！！でもその前にカラちゅんを殺す！！！｣
｢ちょっ！｣
顔はお世辞を言えるほどあまり良くはなく
おまけに性格までかなり病んでいる様子。
涙を流してカラ松の胸倉を掴んで激しく揺する女に
カラ松は慌てて誤解を解こうとしていた。
その姿が兄弟から見たらあまりにも悲惨だった。
｢心までドブス…｣
｢ぽいわーぽい｣
猫目で女に対して真顔で呟くおそ松に一松も納得したように言った。
ｰｰｰｰｰｰｰ
─数時間後。
女は松野家に入り浸って漫画を読みながらスマホを弄る。
｢おいカラ松、アイス｣
カラ松は素早くソーダ味のチューペットを渡した。
｢あ"ぁ？何これ。バーゲンダッツじゃなきゃアタシ死ぬよ？良いの？｣
｢買ってくる！｣
完全にカラ松をこき使っていた。
死ぬと言ったらカラ松が言うことを聞いてくれると思っているのか、
見事に彼を召し使いか何かだと思っているのか。
カラ松はチューペットを投げ捨てて玄関へ向かった。
｢ちょっと待った！｣
｢っ！｣
靴を履くカラ松におそ松が止めに入る。
カラ松が声のした方を見ると心配そうに見る六人の姿。
｢カラ松兄さんやめときな？こんなこと言いたくないんだけど…。
アイツ見た目も中身も超絶ドブスじゃんっ！！！｣
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びたー(プロフ) - メルさん» コメントありがとうございます！そう言ってくれてとても嬉しいです！えいがのおそ松さんもいつか書きたいと思っています！(書けるとなると時系列的に2期終わりになりますが…)応援ありがとうございます。励みになります！ (2022年8月2日 3時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
メル - おそ松さんの夢小説とても嬉しいです！映画の時の高校時代ハイ松さんがすごく気になります！これからも頑張ってください！ (2022年8月1日 17時) (レス) id: eb7870cb0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 x他1人 | 作成日時：2022年7月31日 23時
