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「おでこにください!!」



『「「「「おでこにください!!!」」」」』



「あぁ、もう早くちょうだぁい!!」



『「「「「あぁ、もう早くちょうだぁい!!!」」」」』



「あっはぁ〜!しょうがねえなあ?




ほぉらご褒美だァ!」




満足したのか一松は6人の額に勢いよくタオルを置いた。



「これがいいんだろぉ?ええ?」



『「「「「はぁ〜…」」」」』



肩を竦める一松にやっと自分の額に氷水で冷やされたタオルが置かれ、
5人は恍惚な表情を浮かべて目を細めていた。



「早く風邪を治せ豚共ォ!!さもないとぶっ殺すぞォ!!!」



『「「「「はいっ!一松様!!」」」」』



ーーーーーーー



「うぅっ…。うー、ぶり返した…」



「なんのプレイだったんだ?」



見事に風邪をぶり返した一松は再度布団の中に入り、
チョロ松も冷静に考えて自分たちがやった行動を振り返る。
…所謂賢者タイムのようなものなのか。



「看病って難しいね」



「看病じゃなくて調教だろ!」



鼻水を垂らしながら笑う一松にチョロ松はツッコミをした。



「………あれ?そういえばハイ松兄さんは?」



「あぁ…治ったらしい。看病してくれるって」



「やっとまともなのが出てきたか…」



「そういえば風邪引いたとき…ハイ松兄さんがよく看病してくれたっけ。
ハイ松兄さんが作ってくれた卵がゆ…。美味しかったなぁ…」



「あー。あれマジ美味かった」



比較的まともな対象枠に入るハイ松。彼らの期待はかなり高かった。
トド松が彼が作ってくれた卵がゆを思い出し、
おそ松も思い出して思わず涎を垂らす。

また卵がゆでも作ってくれるのだろうか。
すると襖が開き、5人は上を見上げる。
そこにはジャージにメガホンと竹刀を持ったハイ松の姿。



「…あの、ハイ松?何その格好」



『前にテレビでやってたんだけどね。風邪を引いてるときって免疫力が低いの。
だから皆、身体あっためるために身体動かすよ。
激辛鍋も作ったから身体を動かしたら今度はそれを完食するからね』



部屋の前には6つの土鍋が置いてあり、
6つとも全部赤い泡がぶくぶくと吹いていた。
明らかに人間が食べるものではなかった。

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びたー(プロフ) - メルさん» コメントありがとうございます!そう言ってくれてとても嬉しいです!えいがのおそ松さんもいつか書きたいと思っています!(書けるとなると時系列的に2期終わりになりますが…)応援ありがとうございます。励みになります! (2022年8月2日 3時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
メル - おそ松さんの夢小説とても嬉しいです!映画の時の高校時代ハイ松さんがすごく気になります!これからも頑張ってください! (2022年8月1日 17時) (レス) id: eb7870cb0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年7月31日 23時

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