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『はぁう……！もー！
何回フーッてしたら気が済むんだよぉ！
僕の弱いところ……
知ったからってやんなよなぁ！！ムーッ！』
顔を真っ赤にしながら、
書かれた内容の通りにやる
Aの額には青筋が浮かんでいる。
相当恥ずかしかったのだろう。
「お前がやると気持ち悪いな」
『黙れウミヘビ』
シーンとした空気の中、
ジャミルが真顔でAにそう伝えると、
案の定、Aはキレながら
ジャミルに辛辣な一言を返した。
罰ゲームも終わり、後3枚のカードを引くが、
全て「セーフ」で終わってしまい、
長かったゲームは終了とされた。
ふと、時計を見ると18時前になっていた。
「夜飯ですか？」
『あ、ああ……そろそろだろう？』
「ええ、今日はモストロ・ラウンジは
貸し切り状態にしているので、
夜飯はそこで食べましょうか」
トランプを片付けて、
モストロ・ラウンジに向かう7人。
Aが部屋の中にまだ居る事に気付き
「A？」とシルバーが呼び掛ける。
Aはシルバーに笑いかけながら
『先に行ってて』と言って
部屋を閉めてしまった。
＿＿＿＿＿＿＿＿
ｰモストロ・ラウンジｰ
「あれっ？Aはどうしたんだ？」
「また後で来るらしい」
モストロ・ラウンジに来ると、
厨房ではリーチ兄弟が
ラギーとジャミルに料理を教えていた。
この二人に料理を教えているのは
二人共人並みに料理が出来るからだろう。
モストロ・ラウンジには
リドルが机を布巾で綺麗に拭いていた。
アズールはそれを見守っている。
「カリムは何かしないのか？」
「いやー、やろうとしたけど
全部取られちまってなぁ……」
頭を掻きながら、眉を下げて笑うカリムに
シルバーは無言で頭を撫でていた。
『すまない、遅くなった』
「A！
……あれ、黒のマントはどうしたんだ？」
何時も制服の上から着ていた
黒マントは羽織っておらず、
あまり見掛けない制服姿で現れるAに
早速カリムは聞いていた。
『食事中に邪魔になるだろうと思ってな
流石に食を得ているときに、
闇の組織が現れるだなんて……
そんな恐ろしいこと「どうせ汚れてただけでしょう」』
腕を組んで、見守りながら
Aを見ずに言うアズール。
そんなアズールにAは
言い返す気力すら沸かないのか
そのまま黙り込んでしまったが、
ニコリと笑いながら一言発した。
『ああ、流石に汚い物は持ち込めないからな』
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びたー(プロフ) - 天馬さん» いえいえ！こちらもリクエストありがとうございます！！そう言ってくれると励みになります！はい！更新頑張りますね！ (2021年2月13日 23時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
天馬 - 遅くなってしまいましたが、続編おめでとうございます！何時も楽しく見てもらっています！そして、リクエストもありがとうございました！……主くんと2年生の絡みが最高過ぎませんか……？特にシルバーくんとの親友設定すっごく好きです！これからも頑張ってください！ (2021年2月13日 21時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2021年2月7日 23時
