・Fourteen ページ24
✻
「まさか……500年分の未練が
具現化しているというのか！？」
「今までのゴーストとは比べ物にならない
パワーを感じる……
このままじゃ危険だ
みんな、下がっていてくれ！」
「アンタたち以外は動けないって言ってるでしょ」
「ああ、そうだったね。ならば……
エペルくん、ユウくん
丸太のように寝ているみんなを転がして
食堂の端っこに寄せよう！」
「わかりました」
ルークの指示でエペルとユウは
寝転がっている周囲を転がして
食堂の端に運んでいく
「あぁ！？誰が丸太だ！」
「無礼だぞ、人間！
マレウス様の家臣である僕をゴロゴロするな！」
「今急いでるから」
セベクが大声で怒鳴るが
ユウには何のダメージもなく
容赦なく食堂へと転がしていく。
『(に、人間に……身体を触られてる！？！？)』
身体をしかも腹や背中を触られるのは
嫌なのか、口には出さないが
唇を噛みながらAは何とか耐える
「……退避は済んだね？」
「はい。いつでもやれます！」
「どこまでも人に迷惑かけるゴーストめ……
パパッと片付けてやるよ！」
「俺は……最後まで…………姫様を守る……！」
4人は、大きくなったチャビーを倒すべく
マジカルペンを構えて準備をした
＿＿＿＿＿＿＿＿
「いよっしゃああああ！
ついに倒したぞ！」
「いぇーい、なんだゾ！！」
大きくなったチャビーを倒すことができ、
息継ぎをしながらも、嬉しそうにする
エースとグリム。
他の4人も安心したのかホッとしていた。
「あ…………ああ…………！」
「もう花嫁を守る護衛もいない
今なら断絶の指輪もはめられそうだね」
「暴れる前に、ケリをつけよう！」
「そんな…………」
4人に倒されて横たわっている
チャビーにイライザはその場で震えていた。
「さーて。最後に言い残したことは？
愛しのイデア先輩にお別れでも……
「チャビーーーーッ！」」
「「「え？」」」
イライザがチャビーの名を呼びながら、
横たわっているチャビーの元へと駆け寄る。
当然、何が起きたのか分からない3人は
あ然としていた。
「チャビー、ああ……なんてことなの……！
私を悪党から守って、ボロボロに
なってしまうなんて……」
「悪党？……それ、まさかオレたちのこと！？」
あっという間に立場が逆転してしまい
イライザの言葉にエースは驚いていた
それもそうだろう
生徒が誘拐された挙げ句、
婚約されて倒したら誰でもこんな反応だ
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びたー(プロフ) - 天馬さん» いえいえ！こちらもリクエストありがとうございます！！そう言ってくれると励みになります！はい！更新頑張りますね！ (2021年2月13日 23時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
天馬 - 遅くなってしまいましたが、続編おめでとうございます！何時も楽しく見てもらっています！そして、リクエストもありがとうございました！……主くんと2年生の絡みが最高過ぎませんか……？特にシルバーくんとの親友設定すっごく好きです！これからも頑張ってください！ (2021年2月13日 21時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2021年2月7日 23時
