・Thirteen ページ23
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エースの言葉に、老いたゴーストの二人は
ハッと気付いた顔をし、
チャビーは黙って見ていた。
すると、大食堂から誰かが
歩いてくる音が聞こえてくる。
「エースの言う通りだ」
「リドル寮長！！」
「ルークとエペルも一緒なんだゾ！」
廊下や階段などにいたゴーストを
倒して来て合流したのか、
3人は遅れながらもやって来た。
3人の姿を見てAはホッとしてしまう。
「2人とも遅いじゃない」
「すまないヴィル。キミという光を失って
ここまで来る間何度も道に迷ってしまったんだ」
「えっ。ルークサン、すごく楽しそうに
ゴーストを倒し回ってた……かな？」
「寮長、僕たちを助けに来てくれたんですよね！
ありがとうございま……
「ケイト！！今、何時だい！？」」
デュースの言葉を遮り、
ハートの女王の法律の方が大事なのか
リドルはケイトに向かって
大声を上げて聞いてきた。
「え？えーっと……食堂の時計だと
今23時35分だね」
「日付変更まで時間がない……！
早くゴーストを片付けよう！！」
「えっなに？今のなんの確認？」
「よーし！タキシード隊もみんな揃ったことだし……
そろそろ観念してもらおうか
大人しくイデア先輩を解放してもらうぜ」
「「だが……」」
イライザを守ろうとするが、
エースの言葉にどうしようかと迷う
老いたゴースト達。
「キミたち。今ならまだやり直せる
大切なマドモアゼルを人命を奪う
悪いゴーストにしたくないだろう？」
ルークが優しい声でそう言うと、
ゴーストは黙ってしまった。
「悪いゴースト？
……私のことを言ってるの？
私……悪いゴーストだなんて、
そんなつもりじゃ……私はただ……！」
「聞く必要はありません。姫様
あなたはなにも悪くない」
「チャビー……」
「てめぇ、この後に及んでまだ言うか！」
「自分が間違ってるって、
まだわからないの！？」
エースとエペルに便乗して、
ほんの小さい声だが、
イデアも「そうだそうだー！」と
ゴーストに向かって言っていた。
Aはそのまま何も言わずに黙って見る。
「間違っていようが、なんだろうが、かまわん
たとえ世界中を敵に回しても
俺は姫様を幸せにしたい
それこそが俺の未練……
俺の、願いだ！！！」
「なっ……なっ……
なぁ〜〜！？太っちょゴーストが
どんどんでかくなっていくんだゾ！？」
あまりの急展開についていけないのか、
グリムもその場にいた周りも
驚いた顔をする。
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びたー(プロフ) - 天馬さん» いえいえ！こちらもリクエストありがとうございます！！そう言ってくれると励みになります！はい！更新頑張りますね！ (2021年2月13日 23時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
天馬 - 遅くなってしまいましたが、続編おめでとうございます！何時も楽しく見てもらっています！そして、リクエストもありがとうございました！……主くんと2年生の絡みが最高過ぎませんか……？特にシルバーくんとの親友設定すっごく好きです！これからも頑張ってください！ (2021年2月13日 21時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2021年2月7日 23時
