・Two ページ7
✻
「わー、見てみろユウ、A！
雪が積もってるんだゾ！」
「ど、どうりで冷えると思った……」
『くく……真っ白な空間……
冷酷な風も当たる……』
Aはユウとグリムと一緒に
行動しようと思ったのか
二人に言うと、了承を得たので
オンボロ寮に積もった雪を見ていた
「火の妖精ってヤツらも
震えてるかもしんねぇな
薪を持っていってやるか
ついでにキッチンになにか食い物がないか
漁ってやるぞ！らんららーん♪」
『我も手伝うぞ、二人じゃ大変だろうからな』
とAはユウとグリムを手伝おうと
笑いながら地面に落ちている
木の枝を拾った
＿＿＿＿＿＿＿
ｰ大食堂ｰ
「ヒェ〜寒かった！
肉球が氷みたいに冷てぇんだゾ！
ユウ、A、早く持ってきた薪を
暖炉に入れてくれ！」
グリムに言われ、Aは
可笑しそうに笑いながら
『はいはい』と言って
ユウと一緒に薪を入れた
すると、パチパチと音がなって、
暖炉から火の妖精が現れた。
「ほぁ……オマエたちが暖炉に
住み着いている火の妖精か
側に寄ると毛皮の芯まであったまるんだゾ」
『ふふ、良かったね、グリムくん』
暖炉の側で温まっているグリムとユウに
椅子に座って、眺めているA。
Aは暖炉に行こうとしなかった。
すると、キッチンの方から、
何かを焼く音と切る音が聞こえてきた
「ン？なんだ？薪の燃える音に混じって、
軽快な包丁のリズムと肉の焼ける
ジューシーな音が！？！？
さらに、スパイシーでいて食欲を刺激する
異国の香りが漂ってきたんだゾ！」
『これは……誰かが料理をしているね
恐らく、数人でやっているようだ』
「キッチンのほうからだ
行ってみようぜ、ユウ、A！」
と言いながら、早くキッチンへ行く
グリムに『ちょ！グリムくん！』と行って
Aとユウもグリムを追い掛けて
キッチンの方へと足を運んだ
＿＿＿＿＿＿
ｰ大食堂ｰ厨房ｰ
「野菜に火を通し終わったら
解凍してあった肉を茹でてくれ
油が温まったらナッツを入れるのを忘れるな」
「はい！」
「副寮長、スパイスの量なんですが
大さじ1杯でいいでしょうか？」
「寮長の好みはもう少し辛めだな
あと小さじ1杯足してくれ」
寮の服装を見る限り
スカラビア寮の生徒が料理を作っていた
しかも、大人数で
「にゃんだぁ？
冬休みのはずなのに、
生徒がいっぱいいるんだゾ！」
『あれは……スカラビア寮か』
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びたー(プロフ) - 遠井茜さん» こちらこそ！ご指摘ありがとうございます！男主くんのキャラ好きと言ってくれてすっごく嬉しいです！(最近キャラ定まってなくて自分でも心配になってきた……)はい！ありがとうございます！！ (2020年12月29日 23時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - にゃーさん» いえいえ！こちらこそ、リクエストありがとうございました！はい！またリクエストお待ちしていますね！ありがとうございます！！ (2020年12月29日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
遠井茜(プロフ) - 変更ありがとうございます。男主くんのキャラとか結構好きでお話も面白いのでこれからも頑張ってください！ (2020年12月28日 10時) (レス) id: 644f0d831e (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - リクエストありがとうございます！主くんとの関係性好きです……またリクエストしますね！更新頑張ってください！応援してます！してます！ (2020年12月28日 0時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - 遠井茜さん» コメントありがとうございます！不快な思いをさせてしまって、本当にすみません…。主くんの喋っているかっこを書き直させていただきます！この度はご指摘&アドバイスありがとうございます！！ (2020年12月27日 16時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2020年12月20日 21時
