・Thirty ページ35
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「そうか、美味いか！
水だけでいいなら、乾いたオアシスを
たっぷり満たすくらい出してやれるぜ
オレのユニーク魔法『
少しの魔力で美味しい水をたくさん
作り出すことができるんだ」
「なんか……『水がいっぱい出る』って、
ユニーク魔法にしてはめっちゃ地味なんだゾ
水が出せる魔法士は他にもたくさんいるし……」
「そう言ってくれるなよ
少しの魔力でいっぱい出るってのが、
オレの『
水道が普及してない時代なら、
水汲みや加熱殺菌しなくていい水が
いくらでも出るなんて
すっげぇ重宝されたと思うんだがなぁ
ま、お前の言う通り、水道が普及した現代じゃ
あんまり役に立たない魔法なんだけどさ
あっはっは！
でも！オレが生み出す水は、
世界一美味い自身があるぜ」
とカリムは自信あり気に言い、
それに反応したのか
『自信満々だな』と
Aは嫌味を言っているつもりなのか、
呆れた顔でカリムにそう言った。
「そう言われてみれば……
確かに、お腹に優しい冷たさでありながら、
決してぬるくない
新鮮な湧き水のように口当たりまろやかで
ゴクゴクいけるお水なんだゾ」
「モンスターに水の違いなんかわかるのか？」
「なにおぅ？失礼な！
オレ様の味覚は確かなんだゾ！」
『グリムくん……
その食い意地の良さだけは認めてあげるぞ』
少しだけ言い合いになっている
ジャミルとグリムを見て、
Aは苦笑いをしながら
グリムをフォローしているつもりだった。
「うんうん、オレの見込み通りだ！
グリムは違いがわかるヤツだって思ってた
よし、褒美にクラッカーをやろう」
「ウッ、ハラは減ってるけど、
今パサパサしたものは食いたくねぇんだゾ〜……」
2人と1匹の会話を聞いて
少しだけ苛立ちが反応したのか、
『だがな、新鮮な水を出すことなら
我だって召喚術で出して……』と言って
カリムと張り合おうとするAは
寮服のポケットから
マジカルペンを取り出そうとする。
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びたー(プロフ) - 遠井茜さん» こちらこそ！ご指摘ありがとうございます！男主くんのキャラ好きと言ってくれてすっごく嬉しいです！(最近キャラ定まってなくて自分でも心配になってきた……)はい！ありがとうございます！！ (2020年12月29日 23時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - にゃーさん» いえいえ！こちらこそ、リクエストありがとうございました！はい！またリクエストお待ちしていますね！ありがとうございます！！ (2020年12月29日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
遠井茜(プロフ) - 変更ありがとうございます。男主くんのキャラとか結構好きでお話も面白いのでこれからも頑張ってください！ (2020年12月28日 10時) (レス) id: 644f0d831e (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - リクエストありがとうございます！主くんとの関係性好きです……またリクエストしますね！更新頑張ってください！応援してます！してます！ (2020年12月28日 0時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - 遠井茜さん» コメントありがとうございます！不快な思いをさせてしまって、本当にすみません…。主くんの喋っているかっこを書き直させていただきます！この度はご指摘&アドバイスありがとうございます！！ (2020年12月27日 16時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2020年12月20日 21時
