・Fifty ページ3
✻
「あっちに海の魔女の大釜の
レプリカとかもあるよ」
「なにっ。海にも大釜があるのか」
「海ん中でどうやって温めんの？」
「えー、わかんね
アズール、説明してー」と
フロイドは面倒臭そうにアズールに言う。
アズールは活き活きとした表情で
「いいでしょう。
僕のツアーガイド代は高くつきますよ」
とまさかのお金を取る気でいた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「プハー！
やっぱ陸の酸素はうめーんだゾ！」
「アトランティカ記念博物館、
なかなか楽しかったな」
アトランティカ記念博物館の遠足も終わり、
鏡の間へと戻って来たユウ達。
デュースの言葉にAも
『そうだな』と微笑んで便乗する。
「昔はめっちゃ退屈なとこだと思ってたけど
久々に行くと結構イイね」
「陸の世界に慣れると、
昔の人魚はかなり地上の世界を
勘違いしていたことがわかって笑えますよね」
「フォーク……いや、
銀の髪すきは鉄板ネタだったわ」
アトランティカ記念博物館で
楽しめたような皆の姿。
「楽しんでいただけたようで何よりです
みなさん、長時間慣れない環境にいて
疲れたでしょう
そろそろ『モストロ・ラウンジ』の
開店時間です。お茶を1杯いかがです？」
アズールの言葉にAも
少し驚いたような顔をしてから、
『我の料理は美味しいぞ？
食べて行かぬか？』と
ニヤリと笑いながら言う。
「ヤッホー！
ちょうど小腹も空いてたとこなんだぞ」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ｰモストロ・ラウンジｰ
「オレ、スペシャルドリンク！」
「僕は、限定のフード付きドリンクセットで」
「はい、ただいま！」
あの事件から一変して、
モストロ・ラウンジの雰囲気も変わり、
オクタヴィネルの寮生も
以前とは活き活きして働いていた。
「ぅえっ！？なんでこんなに混んでるわけ？」
と混雑しているモストロ・ラウンジを見て
エースは驚きながら言う。
「おや、早速“例の宣伝”が
功を奏しているようですね」
「例の宣伝？」とジャックは
不思議そうにジェイドに聞く。
「こないだの騒ぎの後、
今後はたとえ契約でも
他人の能力を奪っちゃダメって
学園長に怒られたんで……
アズール、ポイントカード作ったんだよねー」
「ポイントカードって……
『モストロ・ラウンジ』の？」
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びたー(プロフ) - 遠井茜さん» こちらこそ！ご指摘ありがとうございます！男主くんのキャラ好きと言ってくれてすっごく嬉しいです！(最近キャラ定まってなくて自分でも心配になってきた……)はい！ありがとうございます！！ (2020年12月29日 23時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - にゃーさん» いえいえ！こちらこそ、リクエストありがとうございました！はい！またリクエストお待ちしていますね！ありがとうございます！！ (2020年12月29日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
遠井茜(プロフ) - 変更ありがとうございます。男主くんのキャラとか結構好きでお話も面白いのでこれからも頑張ってください！ (2020年12月28日 10時) (レス) id: 644f0d831e (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - リクエストありがとうございます！主くんとの関係性好きです……またリクエストしますね！更新頑張ってください！応援してます！してます！ (2020年12月28日 0時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - 遠井茜さん» コメントありがとうございます！不快な思いをさせてしまって、本当にすみません…。主くんの喋っているかっこを書き直させていただきます！この度はご指摘&アドバイスありがとうございます！！ (2020年12月27日 16時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2020年12月20日 21時
