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✻
「いいか貴様ら！」
「(長えし！)」
「貴様らは娑婆での就活に
負けに負け、今ここにいる
ここが地獄の窯の底だということが
まだ分からんのかあ！
お前らに出来ることはただ1つ！
働くことだ！
働いてここを抜け出ることを心に刻めぇ！
働くこと、働くことが全てだあ！
働かなければ！働かなければ！
働かなければあ！」
とこの工場での制服に着替え、
エスカレーターで
イヤミに案内される7つ子。
そこから作業は始まった。
まず一松は包丁で粘土のような物を
ズバズバと半分に切り、
そしてカラ松は切った
粘土のような物を伸ばし続ける。
十四松は何故か
プロレスラーのマスクを付けながら
粘土のような物を変形している。
トド松は鼻のような物を
チョコチョコ作っており、
ハイ松は運ばれてきた粘土のような物を
小さく丸めているだけだった。
チョロ松はゴミのような物から
バネだけを探し出し、
おそ松はかまぼこを切って、
残ったカスを食べていた。
そんな日々を過ごしていた。
「フフフ…バカな7つ子ザンス…
これでまた大儲けザンスね社長」
そして、このような作業の日々が
ずっと続いていた。
「……………」
そして一松は班長へと出世していた。
ジリリリリリとベルの音が鳴る。
「終わりザンス！
今日のノルマも無事達成ザンス！
これが仕事、これが社会！
あぁ素晴らしい！
お前達もようやく
立派な大人になってきたザンス！
ねぇ社長？」
社長であるサングラスを掛けたデカパンは
決して何も言わなかった。
「あ、そーれ大人になぁれ！大人になぁれ！」
『「「「「「「大人になぁれ！大人になぁれ！
大人になぁれ！大人になぁれ！」」」」」」』
と完全に7つ子全員は
この工場によって洗脳されていった。
そして夜の時間。
「ねぇ…これ騙されてない？」
チョロ松の一言によって
目が覚めた7つ子は全員
全力疾走で走りながら、
ブラック工場へと姿を消した。
そして数ヶ月後。
[あのクソみたいな体験のおかげで
僕達兄弟は、一番大切なことに気付けた
焦らなくていい、少しずつでいいって…！]
「店長！トイレ借りていいっすか？」
ドアを開けると、
5人がヤンキー座りをしながら、
おそ松を待ち構えていた。
「10分経ったよー、交代」
カラ松にエプロンやバンダナを渡し、
バトンタッチをするおそ松。
[そう！7人で1つなのだから…！]
「詐欺じゃん！」
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びたー(プロフ) - 松音（元 冬松）さん» コメントありがとうございます……！そう言ってくれると励みになります！とても嬉しいです！ (2022年7月31日 16時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
松音（元 冬松） - 面白いし、書き方とかすごい参考になります…！ (2022年7月30日 18時) (レス) @page6 id: 659025d0a1 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - グリノワさん» 自分は一松推しです！(しかし、箱推しでもある矛盾)…お！十四松良いですよね！天然で可愛らしいですよね！ (2020年11月14日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - びたーさん» あの、余談なのですがびたーさんは誰推しですか？僕は十四松推しです！無垢で天使で核爆弾なところが好きです！ (2020年11月14日 22時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます！そんなそんな！そこまで言われると照れてしまいます…(←調子に乗ってすいませんでした)お礼まで言われるとは…お気に入り登録まで！改めて…本当にありがとうございます！ (2020年11月13日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2020年11月12日 0時
