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「いやーイヤミくん！
やっぱりもつべきものは親友だねぇー！」
と7つ子とイヤミは
あの黒いワゴン車の中
勿論運転はイヤミ
「右よーし！左よーし！前歯よーし！」
「静かにするザンス…」
とキョロキョロと方向を向いて
言った十四松に、
イヤミは苦笑いをしながら注意をした
「このご時世に
おいしい仕事はそうそうないザンスよ」
道路を進むと、
今度は高い崖が見えてくる。
「大きなシノギの匂いがする…」
「誰？」
『あはは…』
黒いチラシを見ながら
チョロ松に渡すカラ松に、
それを見たチョロ松は真顔で質問。
二人のやり取りを見ていたハイ松は
ただただ苦笑いをすることしか
出来なかった。
「助かったねー！
イヤミの紹介なら気楽だしさー！
イイ感じー！」
「どういたしましてザンス」
嬉しそうに言うトド松に
お礼を言いながら、ニッコリ笑ったイヤミ。
それと共に自慢の歯が光るのが見えた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「え？なに、ここ…」
十四松がそう呟くのも無理はない。
何もかも黒色でカラスもいる。
自販機の中のコーヒーも全てブラック。
「何か全体的に…黒いね
これってもしかして…」
「うん、てか書いてある」
と7つ子の視線の先には
【ブラック工場】と書かれた看板。
「開き直り過ぎじゃない？」
『…これ騙されたかもね』
「社畜の皆さーん！」
とクネクネ動きながら言うイヤミに、
「社畜って言うな！」と
怒ったようにツッコむチョロ松。
「早速作業の内容を説明するザンス」
とイヤミが作業内容の紙を見せても、
黒すぎるのか字が全く読めない。
「こんな感じザンス」
「わっかんねえよ！
そこブラックにしてどうすんだ！」
「スケジュールはこうで…
避難経路はこうザンス」
しかし、どれを見ても黒なので、全く分からない。
すると、一松は「はーい」と返事をする。
「えぇ！？見えんの！？」
「何作れば良いの？」
「知る必要ないよブラック工場」
と一松の言葉に「そっかー！」と
おそ松は元気に言った。
「受け入れんの早すぎ！！
もっと危機感持って！」
とチョロ松は呑気なおそ松に
唖然としていた。
『んー…』
「ハイ松兄さん分かった？」
3人から少し離れて見る4人。
ハイ松の様子に十四松は首を傾げてそう聞いてみる。
『……全く分からない…
多分心がブラックな人しか分からないかも』
「あー！なるほど！
ハイ松兄さん頭いいー！」
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びたー(プロフ) - 松音（元 冬松）さん» コメントありがとうございます……！そう言ってくれると励みになります！とても嬉しいです！ (2022年7月31日 16時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
松音（元 冬松） - 面白いし、書き方とかすごい参考になります…！ (2022年7月30日 18時) (レス) @page6 id: 659025d0a1 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - グリノワさん» 自分は一松推しです！(しかし、箱推しでもある矛盾)…お！十四松良いですよね！天然で可愛らしいですよね！ (2020年11月14日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - びたーさん» あの、余談なのですがびたーさんは誰推しですか？僕は十四松推しです！無垢で天使で核爆弾なところが好きです！ (2020年11月14日 22時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます！そんなそんな！そこまで言われると照れてしまいます…(←調子に乗ってすいませんでした)お礼まで言われるとは…お気に入り登録まで！改めて…本当にありがとうございます！ (2020年11月13日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2020年11月12日 0時
