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✻
「えー補足しますと、
彼女はなにも、
ただ趣味でやってるのではありません。
トト子ちゃんは、
ご両親の魚屋さんが少しでも有名になればと
お店の宣伝も兼ねて、
アイドルの道を選んだのです
いわば美しき親孝行の姿なのです！」
とチョロ松が説明をすると、
「うわぁあああん！！」と泣き出すトト子。
「しかし、この度大きな問題が浮上しました
………そうだね？」
「はい…実は私、
近々デビューライブを控えているのですが…
その…えーっと…
あーだめチョロ松さんとても言えないわー！」
「がんばれ自分の口で言うんだ！！…ね？」
と皆の方をチラ見する二人。
それと共にまたカメラの音が聞こえる。
「いやぁ…何を見せられてんの、これ…」と
おそ松は半ば呆れつつもそう言った。
「でも…チョロ松さん」
「大丈夫、皆さんきっと分かってくれるよ」
「分かりました
トト子、皆さんを信じます」
「(カンペ見てるよ！？完全に芝居だよコレ！)」
チョロ松とトト子のやり取りに、
おそ松とトド松とハイ松は
呆れたように茶番を見ていた。
「実は…そのデビューライブの
チケットなんですが…
全然売れてないんです！」
と言いながら、トト子は
何百枚もあるライブのチケットを見せる。
勿論、6人や他の人は皆
口をあんぐり開けながら白目をむいていた。
「(え？そういうこと？)」
「つきましては、
心ある皆様に買っていただきたい
繰り返していますが、
これはお店のためです
ご両親のためです！
断じて、自己満の
アイドル活動ではございません！
ぜひ、ご協力を！」
＿＿＿＿＿＿＿＿
そして、何やかんやあったが、
ライブへと連れて行かれた6人。
看板には
『トト子ちゃん！
ハッピーデビューコンサート♡』と
中々凝ってある。
「ふっざけんなよチョロ松！
チケット代すっごい高いし！
8500円て！タオル2万て！
これただの店の手ぬぐいだろ！！」
「カラ松兄さんに至っては
10万くらいイカれたよ！？」
「まぁ…これはコイツが馬鹿なだけだけど…」
とカラ松を見てみれば、
ハッピにタオルも巻いてあり、
ハチマキや、ペンライト数本も。
十四松とハイ松と一松は
並んで3人を黙ってみるだけ。
「…え？皆自分の意思で買ったんでしょ？」
「買わされたの！」
「でも、ご両親のためなんだから…」
「いや、あの店そこそこ繁盛してるよ！
お父さんの車ベンツだし！」
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びたー(プロフ) - 松音（元 冬松）さん» コメントありがとうございます……！そう言ってくれると励みになります！とても嬉しいです！ (2022年7月31日 16時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
松音（元 冬松） - 面白いし、書き方とかすごい参考になります…！ (2022年7月30日 18時) (レス) @page6 id: 659025d0a1 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - グリノワさん» 自分は一松推しです！(しかし、箱推しでもある矛盾)…お！十四松良いですよね！天然で可愛らしいですよね！ (2020年11月14日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - びたーさん» あの、余談なのですがびたーさんは誰推しですか？僕は十四松推しです！無垢で天使で核爆弾なところが好きです！ (2020年11月14日 22時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます！そんなそんな！そこまで言われると照れてしまいます…(←調子に乗ってすいませんでした)お礼まで言われるとは…お気に入り登録まで！改めて…本当にありがとうございます！ (2020年11月13日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2020年11月12日 0時
