○自立しよう ページ37
✻
「中々無いなぁ…
アイドルのマネージャーって
どうやったらなれるんだろう…」
そう言いながら、
求人誌をペラペラめくるチョロ松。
1ページめくると、
『ブラック工場
来たれっ！！志高き者たちよ！！』と
小さく載っていた求人。
「……え？」
＿＿＿＿＿＿＿＿
「ただいまー」
と居間を見てみると、
おそ松は漫画を読んでおり、
カラ松は手鏡で自分の顔を見詰めてる。
一松は猫と遊んでいて、
十四松はトド松と野球盤で遊んでいた。
「いや…平日の昼間なんだけど…」
「あー、おかえりチョロ松」
「おかえんなさーい」
とおそ松とトド松がそう言うと、
ちょうど良いタイミングで
ハイ松は居間にやってきて、
『あ、チョロ松帰ってたんだおかえり』と
チョロ松にそう言った。
「ハイ松兄さん何してたの？」と
野球盤をしながらトド松は
ハイ松に聞いてみる。
『台所の棚整理してたの
母さんに頼まれてたから』
「うわぁ…よく引き受けるね…」
「皆仕事探しは？
もう完全に諦めてるよね？」と
チョロ松は呆れながら6人を見る。
「やだねえ…欲が強い人は…」
「どういう意味？」
「就職就職いうけどさぁ…
俺達これ以上何を望むっていうんだよ
家もある、食べ物も着る服もあるんだよ？
そのうえ仕事に就こうなんて贅沢すぎ！
ね！赤塚先生！」
とおそ松はそう言いながら
飾られてあった
赤塚先生の肖像画を見る。
「これで、いいのだぁ！」
「良くないよ！
何先生を盾に正当化してんの！？
7つ子でオール無職とか笑えないから！」
「将来困ったら
7人で助け合えばいいじゃん！」と
トド松の発案に、
「まあ7人もいるからね！」と
十四松も賛成？をしていた。
「いや！そんだけいて
まともなのが一人もいないのが
問題なの！」
「フッ…まともじゃない…か
褒め言葉だ、バーン！」
カラ松がそう決めるも、
6人はすぐにカラ松から目を逸らす。
「ね？！」
「食えてるから良いじゃん」
「親の金でしょ！？
こんなこと続けていたら…」
すると、上から何やら激しい音が聞こえてくる。
その音に気付いた7人は上を見上げた。
「いい加減にしろ！」
「そっちこそ！」
「結婚して24年！
まさかこんな奴だったとは…！」
「そっちこそ！」
「最低の妻だ！」
「そっちこそ！」
「ぺちゃぱい！」
「そっちこそ！」
「私にはおっ〇いはない！
もういい！お前とは…離婚だあぁああぁあ！！！！」
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びたー(プロフ) - 松音（元 冬松）さん» コメントありがとうございます……！そう言ってくれると励みになります！とても嬉しいです！ (2022年7月31日 16時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
松音（元 冬松） - 面白いし、書き方とかすごい参考になります…！ (2022年7月30日 18時) (レス) @page6 id: 659025d0a1 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - グリノワさん» 自分は一松推しです！(しかし、箱推しでもある矛盾)…お！十四松良いですよね！天然で可愛らしいですよね！ (2020年11月14日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - びたーさん» あの、余談なのですがびたーさんは誰推しですか？僕は十四松推しです！無垢で天使で核爆弾なところが好きです！ (2020年11月14日 22時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます！そんなそんな！そこまで言われると照れてしまいます…(←調子に乗ってすいませんでした)お礼まで言われるとは…お気に入り登録まで！改めて…本当にありがとうございます！ (2020年11月13日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2020年11月12日 0時
