○こぼれ話集 ページ15
✻
【宇宙】
「宇宙サイコー！！」
「アハハハハ！！フゥーーー！！」
と騒いでいるのは、
地球のど真ん中にいるおそ松と十四松。
「すげえね！宇宙来ちゃったね！」
「無重力スパイラル！！」
「おお！かっこいい！」
「スパイラアアアル！！！」
宇宙に来て無重力に堪能してるのか、
グルグルと回ってはしゃぐ十四松。
そして「奈良の大仏…」と
その大仏を真似をするおそ松。
「いや…無重力関係ないよね？」
「テンション低いねえ…トド松」
「トド松じゃない！チョロ松！」
チョロ松とおそ松の会話を他所に
十四松はシェーのポーズをしながら
「スパイラル！！」と
まだ言っている様子だった。
「顔あんまり見えないから分かんないよ」
「名前が書いてあるだろ？
………ねえねえ、
実はさっきから気になってたんだけど…
このバー何？
何か『O2』って書いてあるんだけど…」
そうチョロ松が言っても、
おそ松と十四松は宇宙を堪能していて、
全く話を聞いていない。
「もしかして……ハァーーー」
と呼吸をしてみると、
一気にそのバーが減っていった。
『O2』の意味を理解したのか、
「やっば！酸素だ！」と
ジタバタと慌て始めるチョロ松。
「ねえヤバイよ！
早く宇宙船に戻らないと！！
って、ギャアアアアアア！！
騒いだら余計にいっ！！
ねぇ助けて！酸素がないよ！
酸素が！さん…っ…」
暴れて余計に無くなったのか、
そのまま死んでいったチョロ松。
チョロ松の異変に気付いたのか
おそ松と十四松はチョロ松を見る。
「チョロ松？…どうした？おーい！」
しかし、どんなに呼び掛けても
チョロ松が返事などする筈もなく…。
「これって…チョロ松が死んだ…」
「マジで！？もう寿命！？」
「あ、そっか！
きっと酸素が切れたんだ！
やべえ！船に戻らないと…
って船無い！？」
おそ松が振り返っても、
宇宙船のようなものは見付からず、
ヤバいと思った二人は慌て出す。
「どうすんの！？」
「騒いじゃダメだ！余計酸素減るから！」
「よし！黙ろう！」
と酸素を減らさないようにするのか、
二人は何も動かずに、ジッと黙る。
しかし、3分後。
「「………………」」
呼吸するときに酸素は必要なので、
二人も呆気なく死んでしまった。
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びたー(プロフ) - 松音（元 冬松）さん» コメントありがとうございます……！そう言ってくれると励みになります！とても嬉しいです！ (2022年7月31日 16時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
松音（元 冬松） - 面白いし、書き方とかすごい参考になります…！ (2022年7月30日 18時) (レス) @page6 id: 659025d0a1 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - グリノワさん» 自分は一松推しです！(しかし、箱推しでもある矛盾)…お！十四松良いですよね！天然で可愛らしいですよね！ (2020年11月14日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - びたーさん» あの、余談なのですがびたーさんは誰推しですか？僕は十四松推しです！無垢で天使で核爆弾なところが好きです！ (2020年11月14日 22時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます！そんなそんな！そこまで言われると照れてしまいます…(←調子に乗ってすいませんでした)お礼まで言われるとは…お気に入り登録まで！改めて…本当にありがとうございます！ (2020年11月13日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2020年11月12日 0時
