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「お前が兄弟欲しかった事と、
俺があいつらにムカついてる事と、
今関係なくない！？
何感動させようとしてんの！？
無理なんだけど！！
そんなん言ったら
俺だって一人っ子になりたかったわ！
ある！？ダースで服買わされたこと！
地獄だよ！？
アイデンティティ崩壊するよ！？
どこ行っても指さされるし、
いくつになっても比べられるし！！
7つ子って6人の仲間が
いることじゃないからね！？
6人の敵だからね！？
ね！！帰る！！」
怒りながら8円を置いて帰る
おそ松に、予想外過ぎたのか、
チビ太は8円を見詰めながら
「ええええ……」と唖然していた。
「(兄弟大事にしろ！？うっせーよ！！
遊んでくれなかったのあいつらだし！
俺悪くねぇし！！
てか長男だからって何！？
あれが一番ムカつく！
いや、7つ子だから！
皆同い年だから！！)」
と苛つきながら家に帰り、
ふと襖を開けようとするおそ松。
しかし、そこでピタリと止まる。
「(…けど、一応俺…長男だしな……)」
また改めて考え直したのか、
おそ松は一度息を吐く。
「今日はごめん皆！
色々と俺が悪かった！
……………ん？」
何か違和感を感じたのか、
おそ松は目を開いて見てみる。
「どぉっわああ！！
ロイヤルストレートフラッシュかよ！
ニューおそ松兄さん！」
「ほんと強いね！ニューおそ松兄さん！」
『ニューおそ松兄さん』と呼ばれる人物を
トド松は優しく背中を叩く。
「イカサマじゃね？」
「おい一松！
先代じゃないんだからっ！」
「確かに！」
先代というのは、
きっとおそ松の事だろう。
『プリン買ってきたけど、皆食べる？
ニューおそ松兄さんは何が良い？』
とそもそもポーカーに参加していないのか
微笑みながらプリンの箱を見せるハイ松。
「僕イチゴー！」
「ノーマル！！」
松野家の居間では兄弟たちの
微笑ましい笑い声が響いた。
「(な？チビ太…
こいつらこういう奴らだから！
わかんだよなぁ…
俺、長男だからあぁぁ…！！！)
誰ーだてめぇーーーーーっ！！！！！！！！」
と怒り狂ったおそ松は
兄弟達を掻き分けて、
『ニューおそ松兄さん』と呼ばれた人物を
屋根が開くほどの威力で殴り飛ばした。
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びたー(プロフ) - 松音（元 冬松）さん» コメントありがとうございます……！そう言ってくれると励みになります！とても嬉しいです！ (2022年7月31日 16時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
松音（元 冬松） - 面白いし、書き方とかすごい参考になります…！ (2022年7月30日 18時) (レス) @page6 id: 659025d0a1 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - グリノワさん» 自分は一松推しです！(しかし、箱推しでもある矛盾)…お！十四松良いですよね！天然で可愛らしいですよね！ (2020年11月14日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - びたーさん» あの、余談なのですがびたーさんは誰推しですか？僕は十四松推しです！無垢で天使で核爆弾なところが好きです！ (2020年11月14日 22時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます！そんなそんな！そこまで言われると照れてしまいます…(←調子に乗ってすいませんでした)お礼まで言われるとは…お気に入り登録まで！改めて…本当にありがとうございます！ (2020年11月13日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2020年11月12日 0時
