simply like (ar×ym)

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本当はただの幸せに浸っていたいけど、すぐに訪れる事実は残酷なもの





「ねえ……あの人と、いつした？」





嫌でも見つけてしまった紅い跡





「っ……もう、覚えてない…忘れたくて、頭回んなかったし………」






気付くのが遅すぎた





昔からの絶対的責任だったはずなのに





何で忘れてたんだ………






「ごめん…っほんと」




「…こんな時に謝んないでよ」



「ごめ…って」




「だからぁ〜…」





二人で笑い合うのはこの歳になっても楽しい





「てか、親帰ってくるからはやく」






「はいはい……」






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