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山田を押し倒して、キスをする
まあ初めだから、一旦離す
多少の紳士的な行動も大切だし、幾ら余裕ぶってるとは言え怖いだろう
「ね…、俺、やっぱ下だよね」
「は?そりゃ、あの人と同じことするってんだから此方から抱くに決まってんじゃん」
「ん………、続き、」
「山田は欲張りなお姫様…ってことね」
「なっ……そんなんじゃねえよ…!」
「そんな口聞いてられっのも今の内だけどな」
「はっ……ん」
微かに紅くなっている頬に両手を添えて、煩い口を塞ぐ
「んっ……だいちゃ…ふ」
酸素を求めて少しに開いた口に舌を忍び込ませる
「ふっ…ん、ぁ」
舌と舌の絡み合う水音が部屋に響いて、山田の顔はもう真っ赤
口を離して、首筋を舐めると分かりやすくビクッと跳ねる身体
嗚呼……その反応、彼奴にも見せたんだ
どうしようもない独占欲と、愛しさで山田以外のことは頭が回らなくなっていた
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作者名:ゆで卵 | 作成日時:2017年9月2日 15時