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◇22 ページ25
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余裕げな、妖艶な笑みを浮かべた山田に少し悔しさを覚えたが、
そんなの今から山田にさせるから気にしない。
「ふは、案の定っつーやつか…。」
「何がだよ。早くしたいんじゃないの、…ここ」
「っ……」
このシチュエーションに興奮しているのか、もう反応しているそれを指差すと分かりやすく悔しそうな顔をする山田。
「……俺だって、好きだよ。物心付いた時からずっと。」
「…付き合ってくれるんだよな？」
「当たり前でしょ。言わせないでよ。」
「ん、良かった……」
これ以上の驚きを共にしてきたからか、あまり盛り上がらなかった告白。
とは言え、時刻は22時。
既に俺たちはベッドの上。
これでその気にならないわけがない。
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作者名：ゆで卵 | 作成日時：2017年9月2日 15時
