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イライラしながら客席の方へと向かうと
案の定そこにいたのは女性を口説きまくってるサンジだった
そんなんだから 皆にあんなこと言われるんだ
とサンジ自体にも腹が立つ
あんなに努力してるのに...
モヤモヤしたまま、接客をしているとルフィがやってきた
皿を割りすぎて追い出されたらしい
ルフィは私の方へやってきたかと思うと、私がたった今接客していた客達と話し始めた
｢ルフィ、知り合い？｣
ル｢あぁ！おれの仲間だ！｣
｢え、あ、そうなの？｣
ル｢おう！｣
にししと笑うルフィを他所に、私はもう一度そのルフィの仲間だという人達を見渡した
鼻の長い青年、綺麗なオレンジの髪をした女性、
あと、緑の短髪の青年
素敵な仲間だな...
するとそこへサンジもやってきた
オレンジ髪の子をみると、目をハートにして口説いている
つい先程までマシになってきていたモヤモヤが
再び私の中を支配する
｢じゃあ、私はいくね｣
ここに居たくなくて、パッとその場を離れる
厨房へ向かうもなんだか集中出来なくて
外の空気を吸おうと向かう途中
ゼフさんが前から歩いてきた
ゼ｢どうしたA｣
｢...なんだか、集中出来なくて。
外の空気でも吸ってこようかと｣
ゼ｢そうか｣
ゼフさんはしばらく黙ったあと、また口を開いた
ゼ｢A、今日はもうあがれ｣
｢え...｣
ゼ｢そんな顔じゃ美味い飯も不味くなる｣
確かにそうだ
楽しみに来てくれた客達に満足したものが出せなきゃ申し訳ない
｢...すみません｣
ゼ｢いや、お前は働き過ぎた
たまには 他のことにも うつつを抜かせ
アイツみたいにな｣
｢...｣
そうゼフさんは笑ったけれど
申し訳なくて私は、ぺこっとお辞儀だけしてその場を後にした
--------------------
｢...｣
何時間こうしていただろうか
私は壁に持たれて座り、目の前に広がる海をボーッと眺めていた
この場所を知っているのは、サンジとゼフさんくらい
厨房や、料理人達の部屋からは少し離れた場所
心地いい風が吹き、どこまでも続く海が見られる
子供の頃から私のお気に入りの場所だ
...なにも知らないのにサンジの悪口を言う皆にムカついた
...ヘラヘラしてるサンジにも
...違うそんなことないって言い返せない自分にも
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みかんちゃん(プロフ) - 望愛☆さん» ありがとうございます！そうしてみます！ (2019年9月9日 17時) (
レス) id: 5684880501 (このIDを非表示/違反報告)
望愛☆(プロフ) - 文章の前に、名前を入れた方が分かりやすくていいですよ！ (2019年9月9日 10時) (レス) id: 6a8c2168a2 (このIDを非表示/違反報告)
みかんちゃん(プロフ) - かなとさん» つい忘れちゃうんですよね。ご忠告ありがとうございます。 (2019年9月1日 23時) (レス) id: 5684880501 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年9月1日 23時) (レス) id: baa8b4c454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかんちゃん | 作成日時：2019年9月1日 23時
