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｢アイツら！！｣
比奈を連れたカザリを探し、空を飛んでいたその時、道端で喧嘩をしているオーズとアンクを見つけた。
バサッ！
ア映｢｢ッ！？｣｣
俺は急降下し、2人のいる地上へと飛び降りた。
着地と同時に、赤い翼も消えた。
ア｢お前！！それは、俺の力だ！返せ！｣
俺の翼をみて、右手を差し出しながらアンクはドカドカとこっちへ来た
が、映司に止められた。
映｢やめろよ、アンク！今はそれどころじゃないだろ!?｣
ア｢チッ...｣
｢アンク、話は後だ。オーズ、比奈が攫われた｣
映｢...え？｣
｢カザリが連れ去るのを見た。探していたが、見つかっていない｣
映｢ちょ、ちょっと待ってよ！...それ、本当？｣
映司は両手を前に広げ、ちょっと待って と焦っている
カ｢本当だよ？｣
焦る映司を他所に、声のした方へ振り返ると
まさかの御本人登場
ア｢お前...カザリだな｣
カ｢そうだよ？あれ、君、お久しぶりだね。腕の具合はどう？｣
カザリはアンクに向けていた視線を俺へとうつし、指を指した。
｢...比奈を何処にやった。｣
映｢え、じゃあ、Aを襲ったのって｣
カ｢僕だよ？不思議なメダルの気配がするなと思ってさ。ねぇ、なんで僕の力が使えるの？
そのメダル、僕が取り込めば、完全復活に近づくのかな？｣
｢…お前なんかに教えるわけないだろ｣
カ｢ふ〜ん。まぁ、いいや。それより、急いだ方がいいんじゃない？今日、彼女、見た？｣
映｢!?｣
｢あ、おい！！｣
カザリの言葉を聞き、映司は走り出す。
それを俺は追いかけた。
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作者名：みかんちゃん x他1人 | 作成日時：2019年6月13日 21時
