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you side
そこからUSB探しが思ったより時間がかかった。
「あったー…。」
見つけたUSBは薄くホコリを被っていて、3年前の記憶が蘇る。
何もかも失って、もがきながら作ったこの音源が一体どんな形になるのか期待と不安。
少し渡すのがもったいないなと思ったけど、
世に出ないまま誰にも聞かれることがないよりは
いいと思った。
なによりあの時の自分がほんの少しだけ報われるような気がした。
「PDに渡しに行くか」
部屋に向かう途中、エレベーターに乗ってきたグループに朝の挨拶をして、どこの階か尋ねた。
(この時間にメンバー揃ってなんて珍しいな。)
一足先にエレベーターを降りた私は、USBの新たな持ち主の部屋へと向かう。
この後、私の手の中にある曲がエレベーターで一緒になったグループのアルバムに加わることも知らずに。
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babys.breath(プロフ) - オリジナルフラグ外しました、初めてなのでわかりませんでした。ご指摘ありがとうございます。 (2018年10月29日 14時) (
レス) id: 99fd03c6df (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月29日 14時) (レス) id: 07f23207a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：baby's breath | 作成日時：2018年10月29日 14時
