スーパージェントルマン ページ25
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いきなりだが、TREASUREにはスーパーがつくほどジェントルマンな人がいる。
その人というのは、
DY「A、今寒くない？上着貸さなくても大丈夫？」
そう、
キムドヨンという名の男だ。
最近を振り返ってみるとドヨンのジェントルマンっぷりは昔から変わっていないが、そこら辺の男がアリに見えてくるくらい年々優しくなっていっている。
DY「全部荷物持つよ、Aに負担かけたくない」
DY「会計？それならもう済ませておいたよ〜」
DY「段差危ないから、手繋ごう」
あぁ、ドヨンみたいな男になりたい……、とダンス練習後の練習室で目を瞑り寝っ転がりながらどうすればなれるのかを考える。
するといきなり真上から、わっ！という声が聞こえた。
「……ドヨンイ？」
DY「…びっくりすると思ったのに〜笑」
「甘いね、そんなのでびっくりしないよ〜」
その声の犯人はさっきまで僕が考えていた人だった。
まだまだだね〜、と言うと、もっと修行しなきゃだ、と返答しながらこちらに手を差し伸べてくる。
ここでもジェントルマンっぷりを出してくるドヨナ。
「や〜、どこまでドヨナはジェントルマンなの…」
DY「ん？何を言ってるのA〜笑」
思わず口に出してしまうと、僕の言葉に不思議そうに首を傾げ起き上がらせてくれた。
DY「そういえばこの後って暇？」
「おー、暇だよ、何かあった？」
そう言い、何かあったのか聞くと、嬉しそうな顔をするドヨナ。
あ、… かっこいいジェントルマンっていうより可愛いうさぎにしか見えなくなってきたかも…。
DY「渡したいものがあるの！ちょっと待ってて！！」
じゃ！と言って練習室を出てったドヨナ。
数分後には少し息を上げながら戻ってきた。
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作者名：on | 作成日時：2024年3月7日 21時
