新メンバーは山田の主！？

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「山田〜！」

ニコニコしながら、キッチンの近くのテーブルに座る。

「どうなさいましたか？」

「へへっ、これあげるよ！」

ゼラニウム…。

「確か、『君ありて幸福』…ですね？」

「山田がいるからゆずは幸福でいられる」

目を細めて笑う。

八乙女「そういや、ここ庭も広いね」

「…八乙女さん」

八乙女「うん。俺、ゆずちゃんのこと認めるから。タメ口とあだ名で」

「八乙女光…おとちゃんでいいや」

「ﾌﾞｯ」

「どうして笑うの？」

「いえ、ただ、子供がつけそうだな、と」笑

肩が震えて食材が中々切れない。

「この花、山田にやんない」

「では、どなたにあげるのです？」

八乙女「俺か？」

有岡「違う!俺だ!」

「櫻井」

その時、チャイムが鳴り、櫻井君と東山さんが現れると、相川とお嬢様以外、固まる。

櫻井「ゆず様、この度は、心からお喜び申し上げます」

東山「是非、同じステージに立てればと思います」

「お父様から聞いたの？」

目がキラキラしている。

かなり嬉しいんだろうな。

櫻井「はい」

「ありがとう」(*^^*)

「これはこれは、お久しぶりです」

櫻井「山田、いつもありがとう」

東山「あんなに小さかったゆず様が今では……」

「東山」苦笑

櫻井「では、我々はこれで。失礼します」

櫻井君と東山さんが帰ると、さっきよりも大はしゃぎ。

相川「ねぇねぇ、先輩にぃかわいこぉぶらないでぇ♥」

「……やーまだ！この花あげるゾ！」

「有り難きお幸せ」

相川をスルーしたことに内心、凄いとか思いながら、胸に手を当てて、頭を下げる。

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