転生したら私の姉が可愛い過ぎる件。

壱 ページ2

はい、こんにちは、何故か分からないけどお昼寝してたAです。





お昼寝してたのは分かる、でもね






起き上がれないの





それに、これって赤ちゃんベットだよね？






うん。





そしてね、言葉がね、喋れないの。





『う』とか『あぅ』とかしか言えないの。






でもさぁ、こんなファンタジーないと思うけどさぁ、私これしか思いつかないんだよね。







『転生』としか思えないんですよね。






ついこの前漫画で見たんですよ。





穴に落ちて転生☆みたいなの。







まぁ、私いつの間にかこんなファンタジー☆な事考える子になっちゃったのかしら、






うーん、うん






ま、いっか






んぁ？誰か来た？







うっわぁ、この子なに！？めっちゃ美少女！







黒髪が似合ってる…………けど、明るい色も似合いそうだな………






なんてことを考えていると急に体に浮遊感を覚えた







『う”ぁ！？』






アッ、ヤバいめっちゃ美少女と至近距離





貧血のなって死ぬ……






蜜璃「キャーッ！可愛いわ！とってもぷにぷに！」






うん。可愛い。この美少女ちゃん




でも美少女ちゃんって言うのおかしいよね………






蜜璃「あっ！そうだったわ！Aちゃんにまだ自己紹介してなかったわ！こんにちは！Aちゃん、私は甘露寺蜜璃、貴方のお姉ちゃんよ！」







蜜璃「よろしくね！」






ふむ、私の姉と来ましたか







と？言うことは私も遺伝になって超美少女！？







あぁ、この世界幸せすぎ…………







私、もしかしたら神様に選ばれた子！？







蜜璃「ねぇ、Aちゃん、お願いがあるの。」






『あぅ？(何？)』







蜜璃「お餅、食べられるようになったら、私と一緒に桜餅食べましょ？」





『もちろ！(もちろんです！)』







蜜璃「…………そっかぁ！ありがとう!!」







可愛い………………ってその前に！私ちょっと喋れた！？やべー！蜜璃ちゃん効果！？






でも、蜜璃ちゃんお姉ちゃんかー、お姉ちゃんを蜜璃ちゃんって呼ぶのおかしいよね………






姉様？がいいのかな？それとも姉さん？それともお姉ちゃん？






蜜璃ちゃんちょっと大人びてるし、姉さんの方がいいのかな？じゃあ姉さんにしよっと








『ねーさっ！』






蜜璃「キャーっ！お母さん!!Aちゃんが私のことを姉さんだって！！」





大人びてるって訳じゃないみたい。

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