絶対に好きになってはいけない。【are】

6話 ページ8

夢主 side


俺は馬車に乗っているらっだぁさんに話しかけた。


『ところで幹部様は何人ほどいるんですか？』

rb「うーんと。俺の下に4人その下が幹部で4人Aさん入れて5人かな。」

『呼び捨てで構いませんよ。』

rb「わかった。質問に答えたから俺も質問していいかな？」

『はい。』

rb「その首の傷はどうしたの？」

やっぱりな…


ワインをかけられてコンシーラが落ちたのか…


『10歳のとき掻っ切って身投げしようとした結果です。』

tr「なんで身投げしようとしたんですか？」

『たらこさんも敬語じゃなくて構いませんよ？



それは…


大切な人を守りたかったから。



です。』


rb「そっか。」


2人が顔を歪めたのはいうまでもない。



馬車が止まり馬車をおりた。


俺はいつもの国王の癖でらっだぁさんに手を差し出してしまった。


『あっ。すいません。癖で…』

rb「ふははっwwいいよ。徐々に治してけば。」


その後らっだぁさんはインカムで幹部と他の方々に収集を呼びかけていた。



俺たちはまっすぐ大広間に向かった。



着々と集まってく中…


見覚えのある顔が…


rb「じゃあ右から自己紹介して。」

1番右の人が「はーい」と言って自己紹介が始まる。

tr「さっきも言ったけどタラコです!!さっきは助けてくれてありがとうございました？」

「なんで疑問形なんだよ!!ww」

tr「ふへへっwwよろしくお願いします！！」

ge「俺げんぴょん。原人でもいい。よろしく？」

「お前も疑問形かよww」



俺は次の人に目を疑った。



だって…



ar「あろえです。呼び方はなんでも…よろしくお願いします。」


元婚約者のあろえさんだった。


あろえさんのほうは気づいてなさそうだ。

gt「ぐちつぼです！！呼び方はなんでも！！よろしくお願いします!!」


tr「あろさんの挨拶ぱくったww」

gt「ぱくってねぇーよww」

rb「ここまでが幹部ね〜ここからが俺のすぐ下の人たち。」

bk「ばどきょーや。よろしくなぁー。」

ru「レウクラウドでーす。よろしくねー。」

mr「緑ｲﾛ。ﾖﾛｼｸ」

rb「あれぇー？コンちゃんは？」

bk「阿呆。出張行かしたやろ。」

rb「あっ。

あと一人コンタミって人がいるよ。

俺はらっだぁ。呼び方はなんでもよろしくね。」



挨拶の仕方を見る限り俺は歓迎されてない模様。


『自己紹介ありがとうございました。


俺はAと言います。よろしくお願いします。』

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