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20話 ページ22

夢主 side


『皆さん!!外へ!!』


俺は城の中の人たちを外へ誘導していた。


gt「Aっ!!中は任せた!!俺らは前線で戦ってくる!!




生きとけよォっ!!」



そう叫びながら外へとび出たぐちつぼ。


『元気だなぁww』




数分後誘導し終え俺はげんぴょんさんにインカムを繋げた。



〔『げんぴょんさん。そっちどぉですか。』〕


ザザっとノイズ音が流れるだけ…


待て。やばいっ!!



俺はげんぴょんさんを探した。


きっとあの大きな地図がある所にっ…



いたっ!


『げんぴょんさん!!』


駆けつけると左から殺気が。


俺が左を腕をあげるとナイフがグサリとと刺さった。


『いっ…そんな殺意丸出しだったら誰にでも見抜けてしまうぞっ!!』


俺は刺してきたやつの足を蹴りころばしてからげんぴょんさんに声をかける。


『げんぴょんさん!!』


返答はない。


気絶しているのだろう…


とりあえず安全なところに移してから俺は爆弾を解除しに行った。



地下って言ってたから…



『あった。』


スティーブが言ってたようにすごく簡単な仕組みだった。


けどあいつが作る爆弾の威力は小さくても半端ない。



その時俺はあることに気づく。


『さっきげんぴょんさんを殺そうとしてたのってスパイの奴だったか?』


やばい。やばい。



確かに1人だけと言ってなかった…



前線にいるかもしれない。



俺は前線へ急いだ。



どうか間に合ってくれ…




そこらにいた兵士に声をかける。


『なぁ!!ぐちつぼ達はどっちへ向かった!!?』


「おそらく西の方へ向かったと思います!!」

『ありがとう!!それと城の中でげんぴょんさんが倒れていた!!安全なところには移したがあとは頼んだ!!』


「わかりました!!」



西の方…





いた!!



周りを見ると矢を構えてる奴が1人。


気づいたら体が動いてた。



好きな人を…



大好きな人を守りたかった。





あろえ side


思ったよりも弱くて俺とぐっちとたらこで固まって新国王への攻撃の頃合いを見ていた。



背中に衝撃がはしった。



暖かい。


知っている香り。



真後ろで人が倒れた。




俺はその人を知っている。




gt「A!!」



A?



Aがここにいるわけない。



さっきまで城内の人たちを避難していたじゃないか。


tr「Aっ!!」



ぐっち、たらこ…


そいつはAじゃないよ。


だって…


だって…


Aの顔はもっと血色がいいじゃないか。

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ニナ(プロフ) - 完結おめでとうございます!最終話ほんとに、あろさぁぁん(´;ω;`)ってなりました (2020年10月18日 9時) (レス) id: fec159ffdc (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 完結おめでとうございます!最後はHappyENDかと思ったんですけど、ある意味BADENDになりましたね…まあ捉え方によってはHappyENDですけどね!次回作も期待しています! (2020年10月14日 16時) (レス) id: 2df7064158 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 応援してます。頑張ってください。 (2020年10月10日 8時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
ぢゃぎんぼあい - 国王キモすぎw (2020年9月22日 12時) (レス) id: 79a6ee7d4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鬼羅 | 作成日時:2020年9月12日 4時

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