キャパ ページ7
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呪霊を祓い終わるとドッと疲れがたまる。
フラフラしながら車に戻る。
車の前で体に力が入らなくなった。
その場に座り込む…
「すじこ…」
『ははっ…狗巻先輩…すいません。今立ちますね。』
「おかか。」
『いや。なんで…ちょとm「眠れ」』
そこで私の記憶は途切れた。
狗巻 side
眠らしたAをかつぐ。
車に乗りこみ高専に戻る。
Aはよく無理をする。
眠らせるとだいたい寝言を言う。
"まって、まってゆうじ…"と、
そのゆうじが誰かは分からないし、知りたくもないけど、苦しそうに呟くAは見てられない。
なんでそんなに無理をするのか…きっとそのゆうじが原因なんだろう…
「棘…またA無理したのか。」
『しゃけ。たかな。ツナマヨ。』
「わかった。」
「俺悟に言ってくる。」
Aを部屋に連れていくために校舎の中に入る。
確かAの部屋は空き部屋の隣だから…
Aをベッドに寝かしみんなの所へ戻った。
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作者名:鬼羅 | 作成日時:2022年4月7日 2時