検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:54,894 hit

. ページ27

.


「かなかな離れてーや!!」



「嫌だよ!!50活動休止中の3ヶ月僕に1回も連絡くれなかったんだから!!!」



『す…ごめんね。僕全くdiscord見てなくて…』



そう言うと僕より大分身長の高い葛葉に頭を撫でられる。



「あんま気にすんなって。俺らはAが戻ってきてくれただけで嬉しいから。」



『僕もそう言っていただけるだけで嬉しいです…』




みんなから貰う言葉だけで泣きそうになってしまう。




配信であれだけ泣いたのに…




まだ泣き足りないのかと言うくらい僕の両目から溢れそうになる涙。




涙をこらえてると唯ちゃんに抱きしめられる。




「無理せんでもええねんで…うちらの前ではええやん。泣いたって。同期なんやから。」




そう言われて思わずみんなの顔を見る。




みんな唯ちゃんと同じような顔をしている。



優しく僕のことを見てくれている。




『ごめっ…ん…ちょ、っと…』




そう言いながら僕は泣きながら座り込んでしまった。




「A〜辛かったなぁっ…」


「これからりりむ達といっぱい遊んでたくさん笑ってねっ!!」


「A〜っ」



りーむちゃんとさくちゃんと唯ちゃんがそう言って座り込んだ僕を抱きしめてくれる。


その周りから叶くんと葛葉くんがみんなを抱きしめる。



「これからは悩んだら僕らにすぐ相談してね。なったって僕らは同期なんだから。50にとって7人だけの同期なんだからね。」



『うっ…んっ…そうだんするぅっ…』



「お前らもそんなに泣くなよ〜ブスになるぞ〜」


「葛葉ノンデリはモテないよ。」


「なっ!今それ関係ねぇだろぉ!!!」




もうそんなくだらない会話が始まっていて僕は軽く笑みを零してしまう。



「どうしたの50」



叶くんにそう聞かれて僕は答える。



『僕…ゲーマーズのみんなが同期でよかった…』




「うわぁぁぁっ!!!うちのAが可愛ええぇぇぇ!!」



「笹木ぃ!!!お前のじゃねぇからァ!!!」




そのあとは事務所を出て僕は叶くんの家に葛葉くんと泊まりに来ていた。





「せっかくオフで会ったんだから沢山話そうね。」



「叶ぇ〜晩御飯なに〜??」



「あぁ〜出前になっちゃうなぁ…」



僕は控えめに手を上げる。



『僕作ろうか…??』

晩飯作ってくれるらしい→←【さくがらお揃い衣装】おかえり!!!!【#さくがら】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (76 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
288人がお気に入り
設定タグ:knmt , 2j3j
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 失礼致します。題名の検索避けをした方が良いと思います。 (2022年2月16日 10時) (レス) id: 2a762ef468 (このIDを非表示/違反報告)
金木犀 - 面白くて一気に読んでしまいました。更新楽しみにしてます! (2022年1月24日 0時) (レス) @page27 id: b5d4ecbe80 (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - 最高です (2022年1月5日 10時) (レス) @page27 id: d9d34f6376 (このIDを非表示/違反報告)
- 好き…更新頑張って下さい! (2021年12月1日 17時) (レス) @page15 id: 4da5b1bd3d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鬼羅 | 作成日時:2021年11月24日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。