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目を開けると白い天井が目に入る。
右手には違和感…
体を起こそうとすると左から来た誰かに止められる。
「やめとけ。傷口が開くぞ。」
そこに居たのはドラケンで右手を握っていたのはエマだった。
「許してやってくれねぇか？そいつお前がぶっ倒れてから一睡もしないでお前の横にいたんだ。さっきやっと落ちた。」
『そっ…か…』
ありがとう｡エマ。
『ははっ…私まだ生きてたんだ…』
そう言うとドラケンに頭を弾かれる。
『痛！！？何すんだよドラケン！？』
「どれだけ心配したと思ってんだ。お前が倒れたあの瞬間どれだけ怖かったか…」
『悪かったって…』
そう言いながらドラケンを見ると…
「お前いつまでドラケン呼びするつもりだ。気持ち悪ぃ。」
『はぁ？！？ドラケン呼びを求めたはお前だろ！？確かに気持ち悪ぃけどよ…くそっ…何年経ってもなれねぇなww』
「けん呼びでいいだろ。」
他愛もない話をしていると…
「ケンチンそんな奴と話してんじゃねぇよ。エマも離れろ。」
佐野がそう言った。
「お前に話がある。」
『なに？』
まっすぐ私を見抜く佐野と同じように私もまっすぐ佐野を見抜く。
「お前がキヨマサを誑かしたのか。」
その口から出てきた言葉は思いもしない言葉だった。
『はぁ？』
「お前がキヨマサを誑かしてケンチンを刺すように言ったんだろ。喧嘩賭博だってお前の命令じゃねぇのか？」
喧嘩賭博?
さっぱり話の意図がよめない。
『それを聞いた人がいるの？』
「華琉愛が聞いたって言ってんだよ。」
『はぁ。』
「大体キヨマサを連れてきたのだってお前じゃねぇか。」
『言っとくけど私はキヨマサをここに連れてきたあと1ミリも関わってないからね？あいつをああしたのはお前ら東卍じゃねぇのか？自分の身の回りだけ気にかけて下っ端は興味がねぇから覚えねぇ？巫山戯んじゃねぇよ。そんなんで総長やってんな。』
私がそう淡々と述べると佐野は私の胸ぐらを掴む。
「おまえっ…」
『なんでキレてんの？図星だから？』
さらに追い打ちをかけると胸ぐらを掴んだ手を乱暴に離しエマとけんを連れて出ていった。
『はぁ。疲れた…』
そう思いベッドから抜け出す｡
廊下を歩いていると傷口が痛みその場に座り込む。
あ。助けてくれた奴にお礼言ってねぇ。今度けんにお願いするか。
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アオイ - 017のページの所なんですが，真一郎の死んでしまった日は8月13日ですよ. (2022年7月12日 22時) (
レス) @page19 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - ごめんなさい！本当にごめんなさい！場面展開やページが変わる際に主観表記が無いので『』が誰の発言か一瞬わからなくなってしまいます…。主が話している体で読んでいたら武道だった…みたいな。本当にすみません (2021年10月5日 10時) (レス) @page14 id: 1198a4bf74 (このIDを非表示/違反報告)
澪那 - 占ツクで初めて泣いた作品です！ 応援してます！！ (2021年9月22日 23時) (レス) @page49 id: 029eb9d67f (このIDを非表示/違反報告)
りんご - つ、続きが気になるぅぅぅぅぅぅぅぅううぅぅぅう！！更新頑張ってください！！！！ (2021年9月22日 8時) (レス) id: a6341a6fb0 (このIDを非表示/違反報告)
鬼羅(プロフ) - あいうーさんさん» お"ぉっ！ほんとだ！！ご指摘ありがとうございます！ (2021年9月12日 11時) (レス) id: 0076feca63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼羅 | 作成日時：2021年8月27日 2時
